柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

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【ガンニバル】海外記事翻訳

柳楽くん今週はアメリカはロサンゼルスへ…!

「ガンニバル」の評価が本国まで届いて、さらに販促キャンペーンが拡大になったっぽいですね!
凄い!!!

というわけで、CinemaDailyというアメリカの媒体でインタビュー。
(こちらはNYの媒体でオンラインでのインタビューだったそうです)

 

cinemadailyus.com

 

~以下翻訳ツールを使いつつ、違和感ないように私の方で適当に意訳しています

私は特に英語ができる訳ではないので誤訳があればツッコミお願いします~

 

ガンニバル : 俳優 柳楽優弥の独占インタビュー

 

Q:二宮正明さんの漫画「ガンニバル」を映画化するにあたり、「ドライブ・マイ・カー」を共同執筆された脚本家の大江崇允さんは、魅力的な原作とはまた違った脚本にどのように落とし込まれたのでしょうか?

 

柳楽優弥(以下、柳楽):僕はこれまで何度か漫画原作の実写映画に出演する機会がありました。実写化する際に、いろいろなやり方があるなと気づかされました。例えば、意図的に原作の漫画と同じような映像にするとか。今回は、人間の恐ろしさや家族愛など、漫画の良さを盛り込みつつ、7話という比較的長い時間、ドキドキする展開で、尺の中で楽しませながら、本当に自然にできたと思いますし、実際、セリフはとても言いやすかったです。ワールドシネマの視点がセリフに込められているので、漫画っぽくなく、自然に感じられたと思います。

 

Q:この(シリーズ)は、ディズニープラス「スター」のオリジナル作品で、世界配信を視野に入れて作られたそうですが、撮影現場は通常のプロダクションとは異なり、例えばスタッフの雰囲気や各工程の作り方などは変わりましたか?

 

柳楽:ディズニー・ジャパンの制作は、前例のない飛躍を遂げている段階だと思いますが、キャスト一同、その船に乗れることにワクワクしています。もちろん、スタッフの中にも "今がチャンス "と言わんばかりのオーラを持った人たちがいます。撮影部が中心になって、片山監督がみんなに安心感を与える空気を作ってくれたんです。

 

Q:片山監督は、「岬の兄弟」、「さがす」、「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 」などでメガホンをとられていましたね。また、「母なる証明」、「はなちゃんのみそ汁」、「全裸監督」では助監督を務めました。彼の演出手法の魅力なんでしょうか?

 

柳楽:ポン・ジュノ監督の『母なる証明』で助監督をされていたからか、それとも監督の人柄なのか、シリアスなシーンでも少しユーモアを入れてくれるんです。片山監督の影響を受けた作品を観ても、絶妙なタイミングでユーモアを取り入れているのが感じられます。片山監督はユーモアをセンス良く表現してくれます。

 

Q:阿川大悟という役は、過去に暴力的な捜査があったため、供花村に左遷となるような役ではありますが、あなた自身と同じく奥さんや子供がいるので、よりご自身に近い部分もあるように思いました。
しかし、自分の周りで起きている異変に気づき始めると、家族を守るために行動しなければならないという、描くのが難しい役柄に変わっていきます。その辺のバランスはどうだったのでしょうか。また、一番苦労したところはどこでしょうか。

 

柳楽:同じような質問をよく受けるのですが、正直なところ、楽しい撮影でした。私はあまり家庭を持つ役を演じることがないので、妻や子供がいるという設定が自分と少し重なりました。それはいい意味で、現場に行ったときに自信につながるアドバンテージになりました。ですので、今回の役では、撮影中に彼が何を考えているんだろうと考えこむことはしていないんです。妻子持ちの男性ならこうするだろうという視点でいろいろと判断しているので、この設定が有利に働きました。

 

Q:前半では笠松将さん演じる後藤家を率いる後藤圭介と対峙するシーンが多くありますね。対決シーンに向けて、笠松将さんとはどのような準備をされたのでしょうか?

 

柳楽:物語の中で対立があるのはもちろんですが、阿川家はもちろん、後藤家についても、台本にはないシーンをリハーサルやアドリブで作っていきました。そういう、他のキャストといい意味で繋がっているような雰囲気作りが片山さんは上手だと感じました。

 

Q:テレビドラマ「TOKYO VICE」での笠松将さんの演技を拝見して、日本の新星になりうる存在だと感じましたが、実際に共演されてみて、笠松将さんの演技のどこに魅力を感じましたか?

 

柳楽:彼は演技に対して情熱的だと思いますし、それは今回のキャスト全員にも言えることです。個人的には「存在感」という言葉が今までピンときてなかったのですが、笠松さんの演技を見て、"存在感 "の意味が分かったような気がしました。

 

Q:本作には、かつてパプアニューギニアの先住民の間で、亡くなった部族の葬儀の際に、その部族の肉を食べる習慣があったという話が登場します。マンガ以外でリサーチされたことはありますか?

 

柳楽:カニバリズムについては、あまり調べたことがないんです。今回は原作をじっくり読みました。例えば、役作りのために役者に本気で酔ってほしいという監督と、あまり酔わないようにという監督がいますが、片山監督はいつも酔ってくださいと言っていたので、あまりリサーチするよりも、撮影の方がうまくいくという自信があったんだと思いますね。

 

Q:数年前、映画『誰も知らない』でご一緒した是枝裕和監督が、海外の映画祭で勝負できる日本映画が少ないことを嘆いていた記事がありました。最近、韓国の映画やドラマが世界的に注目されています。本作を含め、日本映画は今後どのようなアプローチをしていくべきだとお考えでしょうか。

 

柳楽優弥Netflixもディズニーもそうですが、そういう海外の作品は必ず映画館で観ます。韓国ドラマのすごいところは、視聴者が求める水準を引き上げているところです。今回、『ガンニバル』がディズニー・ジャパンつまり日本のディレクションで作られたことで、日本のクリエイターはもちろん、俳優も注目されました。そういう作品を作って世に出すには、「ここに何かがある」「前作とは違う何かがある」という雰囲気を作れればいいと思います。

 

Q:世界をターゲットにした『ガンニバル』に出演された今、今後アメリカや海外の監督と組んでみたいという思いはありますか?また、具体的に一緒に仕事をしたい監督や俳優がいれば教えてください。

 

柳楽優弥:正直、たくさんいますね。日本映画がアメリカでプロモーションされるのは珍しいことです。アメリカでのインタビューは新鮮ですね。正直なところ、今後どのような影響があるのか、まだ未知数な部分もあります。世界配信の意味を理解し始めた段階です。
そうですね…。世界中の監督に会える機会や可能性が広がっている時代だと思うので、誰だろう…ブラッド・ピットと共演したいですね。

 

Q:ニューヨークで短期留学を経験されたそうですね。その時の思い出をお聞かせください。

 

柳楽優弥:今までいろいろな国に行きましたが、ニューヨークは自分の性格に合っていて、とても気に入りました。特に音楽が好きで。例えばJay-Zとか。
ヒップホップも好きですが、一番の思い出はノトーリアスBIGベッドフォード・スタイヴェサントです。友人に紹介されて、パンケーキハウスでアルバイトをしていた時期があります。そこで皿洗いをしながら、週末にはスタンダップコメディもやっていました。彼らが出演する場所をセッティングしたんです。帰ろうとしたら、ラジカセを持って通りを歩いている人がいたんです。それがニューヨークらしいなと思ったし、印象に残っています。そういうのがニューヨークの思い出です。

 

 

長かったー!自動翻訳と言えど、結局色々見てたら1時間近くかかってしまったw