柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

完成披露試写会 映画編(ネタバレなし)

映画の方です。
とはいえ、完成披露なので、ネタバレなしで。

私、柳楽くんが出てきて2分くらいでもう胸がいっぱいに
なっちゃったんですよね。
これ、なんだろう…って思ったんですけど、
何か「誰も知らない」の明、「すべては海になる」の光治、が
重なってみえたんです。

探した結果、見つかった言葉は「原点」でした。

このところ、攻めのキャラクターをチャレンジして、
強羅に惚れたり、
蝦沼に感心したり、
モユルを愛しく思ったり、
信行に心奪われたり、
それはそれでとても楽しかったし、これからも観たいのですが、
1人孤独と闘い、でも人としてまっすぐ生きようとして
周りをあの目で「正とは何か」「生とは何か」を突きつける…
明や光治の系譜が新たに追加されたことに
改めて「おかえりなさい」と思ったんだと思います。

(本人はつらいと思うけれど)こういう役をやってる時の
柳楽くんの目の演技はいつまでもいつまでも眺めていたくなります。

映画本編ですが、原作の感想で書いた「回想がほとんどなのにどうするのか」
については、色々うまくまとめて原作の雰囲気をそこねることなく
まとめられていたと思います。
唯一、桂人の彼女の設定がちょっと違ったりしますけど、
ちゃんと監督が作品を心からリスペクトしていれば、設定変わっても
世界観は変わらないんですよね(アオイホノオもそうですよね)。

後、私は全然演出とかカメラとかわかってないのですが、この監督の
カット割りはなんとなく好きだなーと思いました。

柳楽くんは間違いなく桂人だったし、
同じように矢野くんは間違いなく冴木だったと思います。
比留川さんもこれが映画デビューとは思えなかった。
そして光る脇役の演技。

色々書きたいけど、とりあえずはここまで。
いつかネタバレありも書きたいです。

なお、Yahoo!で特別映像が公開されています。
ここのシーンだけでも目の引力が伝わると思います。