柳楽くんとは関係ない記事です。
昨日で無事映画祭が終了しました。
9日間のうち5日間土日祝日丸一日潰したので家事放棄状態です(笑)
今回、去年は担当にならなかったプログラムを担当しました。
コンペティション形式でインディーズの作品をその場で観て投票と
審査員による審査でグランプリ等の賞を決めるというもの。
私の中で今年1位か2位か…という候補である「湯を沸かすほどの熱い愛」の
監督も過去受賞していたりと、ここから羽ばたいている人もいます。
正直に言うと、去年の時点では「独りよがりのよくわからない映画を
観ても面白くないだろうなぁ」と思っていたんです。
でも、実際に今年いくつか観てみて、もちろんそういう要素もあるんですが、
映画の可能性、監督の可能性に気づける面白い空間だなぁと思いました。
しかも、「太陽を掴め」の髭野プロデューサーもきていてびっくり。
(舞台挨拶観に行ったので、顔覚えてました、珍しく)
数年前は柳楽くんと同年代の某俳優さんも観に来ていたとか。
未来の芽を見つけるホットな現場になっているのかもなーと
わくわくもしました。(単にお知り合いの作品を見に来ただけかもしれませんが笑)
同時に。
100作品超える中から当日ノミネートされた5作品が上映され、
上映前及び最後に監督のトークがあったのですが、
その話の中で「お金がないから、次撮れるかどうかわからない」って
言ってたんですよね。
で、色々考えさせれるなと思っていたら今日出てきた記事が
邦画大ヒットの年に是枝裕和監督が「日本映画への危機感」を抱く理由
これです。
ああ、是枝監督!今の私にビンゴすぎる。
そして、是枝監督の本の感想の時にも書きましたが、是枝監督のこの大局観は
本当に尊敬します。
ちなみに去年映画祭受賞していて、来場してくれたんですが
その際もコメントが映画祭の規模が大きくなっていることへの感慨を
お話してくれて、自分のことより映画界のことを考えているんだなぁと
思ったのを覚えています。
日本だと5割が劇場で、残り5割のうち1割を配給会社、4割が製作委員会に渡る。多くの場合、監督には配分がないんですよ。
どうすれば変わるかなぁと思いますが、単に今流行ってるからこの流れにのって
儲けようという映画ではなく、世界に広がるべき映画を発掘すること、
そして観に行くことも1つの手段だなとは思うので、
1人でやれることは地味だけど今後も続けていけるといいなと思います。
ちなみに今年観た映画(過去作品をソフトで観たものも含む。テレビ放送含まず)は41本。
もうちょっと過去作品見る予定だったけど、家だとつい後回しになってしまいますねw
去年までほとんど観ることがなくなっていたことを考えると頑張った方かな…。
年内に後観るべきは「この世界の片隅に」だと思っているので、なんとか
どこかのタイミングで観られたら!
あ、話の着地点がずれた(笑)
映画祭を観に来てくれた方、ありがとうございました。
あまりお話できなかったのは心残りですが、
柳楽くんが出なくても来年も観たいと言ってくれた方もいて、
すごく嬉しかったです。
本当にいろんな人の善意で成り立ってる映画祭だからこそ、
永く続けていけるといいなぁと思います。
(実行委員でもないのに、がっつり自分ゴト視点なのがちょっとおかしいですがw
割と帰属意識がすぐ出ちゃうタイプなのですw)
coさん、kiさん、miさん>拍手コメありがとうございます!
最近みんなツイッターに移動してしまったからか、コメント減ってきてるので
コメント入っているのを見るとテンションあがりまくります!
その割に余裕がなくてなかなかレスができなくてすみません…。