柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

[おんな城主直虎]ノベライズ本感想ネタバレなしとありと



ノベライズ本、売っていたので購入しました。

まずはネタバレなしの感想。
一言で言って、面白いです!

私は大河をほとんど通年で全部観れたことがないですし、
ましてやノベライズを読んだのは初めてなので、正直比較対象はないです。
ただ、比較ではなく単品の作品として読んだ時に普通にわくわくしたし、
登場人物に感情移入できたので、それで十分!

以前読んだ「剣と紅」は史実にうまくファンタジー要素(視える能力)を絡ませていて
それが好きだったのですが(感想こちら)、こちらも上手くファンタジーではない
「ある要素」を入れていて、それが割とストーリーに一貫して流れる考え方になってます。

それ以外にも結構「剣と紅」を参考にしたのかなーと思うようなところがあったのですが
(真似じゃないですよ、参考)、
それは私が面白いと思っていたところでもあったので、ポイント高しです。

そして「剣と紅」の時に残念だった「恋愛要素が少なめ」というところが、
こちらではいい感じに増えていて、極端言えば三角関係ラブコメと言えなくもないような
シーンもあったりして、そういうのが大好きな私としては大満足!

って、書くと軽い大河と思われそうですが、そもそも直虎は史実が「周りが次々
死んでいく」からこその「女城主」なので、そういう意味では重さもあります。

今回は、配役わかった上で想像して読んだのですが、みなさんはまり役な気がします!
春馬くんのピンとした直親も、一生くんの飄々としている政次も、
ありありと想像できました。

ネタバレしない範囲というとこのぐらいでしょうか。
とにかく、原作を読んでドラマそのものがますます楽しみになりました!


ということで続きはネタバレ篇(柳楽くんが出るかどうかも触れます)。

ネタバレいきます。





どこからがネタバレというのか微妙ですが、
1つ意外だったのは、主人公は「ザ主人公」の強くてまっすぐな性格なのですが、
それ以外の女性が割と一癖ある感じなんですよね。
実際のドラマになった時にそれがどの程度全面に出てくるのかで
受ける印象もだいぶ違うかなーと思いました。
「かわいげのある一癖」にするのか、「本当に一癖」にするのか。

あと、個人的には政次の役はおいしいなーと思いました。
単純な「まっすぐ主人公を守る役」でもなく、かといって「ひねくれていじわるする役」
でもなく、すごく複雑な気持ちを演じるんです。
直虎のことが好きだし、守りたいけど、直親がいるし、
「お家」単位で考えなければいけない立場。
この複雑さはちゃんと演じれば、「まっすぐ主人公を愛する役」よりも
人気が出る可能性もあると思います。
少女漫画でも、ストレートに好きって言ってくる男の子より、ちょっと斜に構えた
男の子の方が人気出たりするじゃないですか。そんな感じです。

さて。
一番気になるであろう柳楽くんの出番ですが、少なくともこの1巻ではなさそうです。
もしかしたら、盗賊になる前の名もなき時に実は直虎と会っていたという伏線がある可能性も
なくはないと思いますが、読む限りはまだ先かなぁと。

ちなみにこちら全4巻らしく、今回12章になっていたので、おそらく1章がテレビ1話分。
つまり12章で3月末ぐらいだと思うので、柳楽くんの登場は4月以降ということに
なりそうです。

3月までは直虎、直親、政次の三角関係で楽しめそう(笑)
(あくまで私の好み視点で言うと)

真田丸も評価高いですが、その流れを引き継げますように…!!