柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

初日舞台感想

おはようございます。
改めて昨日のレポです。
と言っても、自分の備忘録も兼ねるのでみなさんにとっては
どーでもいいことも多いですが…(汗)
まずはネタバレ一切なしの分から。

■2時間くらい前にイチコさん、きょんちゃんと合流
近くのレストランで胃袋調整(笑)しながら2時間弱ほぼヤギラートーク
このブログで柳楽くんのことは色々書いているものの、
やっぱり口に出して、しかも諸々に気を使わずぶっちゃけトーク
できるっていうのは楽しいー!!
もう話している内容の9割はここで書けないようなものばかりでした(笑)

■いよいよさい芸へ。建物の前にもバーンと「海辺のカフカ」の看板が。
今日は雨模様だったので写真撮りませんでしたが、次回以降晴れてたら撮ってきます。

■18時10分ぐらいだったと思うんですが、入口に入るのにちょっとした列が。
入ったら真正面にはお祝いの花、花、花。
その中にはエリーちゃんからのお花も!
後は、最近始めたと言っていた茶道の先生(?)らしき方からや
山田あかね監督からもきてました。(山田あかね監督は当然サトエリさんにも贈っていました!)
他の人のお花も眺めつつキョロキョロしてたら

……エリーちゃん本人がっ!
ぎゃぁぁぁぁ!かわいいーーーー!
っていうか、お顔ちっちゃーーーーーー!
お人形さんみたい!
と、ガン見するも声をかけていいかどうか迷い、ここはただただ見送ることに。

さて、グッズ売り場。
パンフの他、パンフが入るカラスイラスト入りトートバッグ、Tシャツなどが
売られてました。下の方の記事で書いた「シアターガイド」もここで売っていましたよ!

劇場脇にある公演予定を見たら、休憩20分はさんでの「4時間上演」と判明!
な、長い……。でもあの原作だもん、そのぐらいにはなるよなぁーとも思ってみたり。


■いよいよ劇場の中へ。
思ったより席がこじんまりしてたので、収容人数の割りにはぎゅっと凝縮された会場でした。
今回は「これ以上の良席はないだろう」というぐらいの良席だったので、舞台とのあまりの近さに
ちょっとびびってみたり。

■ネタバレなしの感想。

--柳楽くんのみならず、全員が「ハマり役」と思いました。キャスティング力もハンパないのね、蜷川さん…。

--私の中での「トップオブハマり賞」はナカタさん!もうナカタさんがそこにいる!と思いました。

--私、事前には「最初のシーンは柳楽くんより自分の方が緊張するんだろうな」と思ってたんです。
でも柳楽くんが登場するところで自分でも思ってもいない感情が押し寄せてきて。
一時はもう演じているところも見られないかもしれない、と思っていた人が今自分の目の前で
演じようとしている。
もうそれだけで感動してしまって。
早くも涙が出てしまいました…。その後はすぐカフカの世界に入り込めたのですが、
あの数秒だけはなんとも言いようのない気持ちになりました。

--柳楽くんについては昨日書いたことがほぼ全てなんですが、「カフカ」でした。
おそらく世界中で大勢の人が読んでいる本なので柳楽くんの見た目や声やしゃべり方を
カフカ」と思うかどうかは、結局個人に委ねられると思うんですね。
多分「ちょっと違う」と思う人もいると思います。
でも、そういう目に見える部分ではなくて、まさに蜷川さんがいっていた「抑圧の中」にいる感じ、
だけどその中で一歩進もうとする感じ、そういう芯の部分がカフカだなーと思えたんです。
何より大事なのは、柳楽くん自身が4時間の長丁場でずっと「カフカとして舞台に立っていた」
ということでしょうか。
プロなんだから当たり前なんですけど、以前の柳楽くんからするとすごいことだと思うので。

正直、この作品の役で一番難しいのがカフカとカラスだと思うんですね。
他の人は割とキャラクターが明確なので、その分「遊び」もできるんですが、
この2人だけはキャラクターというレベルではないところで演じなければいけないので
多分、正解がないんじゃないかなと思います。
そんな中、初舞台でこれだけ頑張ってたらもうほんと上出来!だと思います。

セリフも、初日ということもあって、結構どこかしらで噛んでる役者さんが多かったんですが、
柳楽くんは1回も噛んでないと思います。
舞台の発声ができているかどうか、というようなことは素人なので全然わからないんですが
聞き取りやすかったので、こちらも初舞台ということを考えればよかったんじゃないかなって思います。
映画の時とは明らかに違う発声なので、「聞いたことない柳楽くんの声」にちょっと不思議な気持ちに
なる時も。

あと、演技って、しゃべってる時よりセリフを受けている時の方が難しいと思うんですが、
柳楽くんはそういう受けの演技もできるようになっていました。
(とはいっても、ここはまだまだ成長の余地はあるかなとも思うんですが)

何かね、改めて「役者さんになったんだなぁ」と思わされました。

--あ、柳楽くん、髪切ってました。私達に一番なじみのある髪型に!
(誰知ら~シュガスパ、すべ海、ブリザードの時のものですね)
やっぱりこの髪型鉄板だわー。
私の中では、この髪型で伏せ顔している柳楽くんが最強です。
そして、痩せるとやっぱり顔ちっちゃ!
でも体は相変わらず鍛えてるのでムキムキ(笑)
ま、カフカくんもそういう役だしね。

--上演がすべて終わったら3回のカーテンコール。
1回目は多分、やり方も聞いてなんならリハもやったんでしょう(笑)
迷うことなくきちんとお辞儀をしていました。
でも2回目3回目はその場のノリでやるものなので、いつもの落ち着かない柳楽くんに(笑)
お辞儀の回数とか間とか、そりゃわかんないよね~。

でも、その動作とはウラハラに。
その顔はとっても達成感にあふれていて。
客席を眺める柳楽くんは本当に本当にキラキラしていました。
拍手を受けているその姿を見たら、気づいたら泣いてました。
(って、今思い出してまた泣いてます・笑)

スタートだなと。
これが本当のスタートだなと。

そう思いました。

3回目の時の柳楽くんの目は真っ赤になり、うるうるとしてました。
本当によくやったよ!柳楽くん!

■上演後、終電ぎりぎりのきょんちゃんと別れて、ちょっとロビーをうろうろしていたら
またもやエリーちゃんが!
舞台も成功したことだし今度は話しかけてみようと、イチコさんと二人で声かけてみました。
柳楽くんのファンなんだけど、結婚を機にエリーちゃんのブログも楽しみに見ていることなど
伝えたら、「ありがとうございますー!頑張って更新しなくっちゃ!」と言ってくれました。
舞台とってもよかったですということも伝えたら「私も感動しました」って言ってました。
そうだよね。ファンですらあんなに感動するんだから、毎日稽古を頑張ってるのを横で見ていた
エリーちゃんにしたら、それこそ万感の思いでしょうね。
最後に握手してもらいましたが、ずっとニコニコしていてテレビのまんまでした!
もーー、ほんとにいい嫁もらったよ、柳楽くん!(あ、それも舞台前のヤギラートークで盛り上がった話です・笑)

■最後、余裕かましてたら終電に間に合わず、途中からタクるという最悪のオチになりましたが
とにかく初舞台の初日を最高の環境で見られて本当に幸せでした。
視界の真ん中に柳楽くんが立っていて、会場の拍手を受けて輝いていたシーンは、
ずっとずっと忘れません。