柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

あほやねん!すきやねん!出演分その4(完結)

まだ他を読んでない方は、こちらからどうぞ
その1
その2
その3
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建物のドア前に3人。
せ「紹介したい部活はこの奥にあるんですけれども…ちょっと覗いてみましょう」
と言いながらドアを開けようとするも開かない(笑)
よ「ちょっと待って。ここで詰まる?」
柳「ふふ」
ちょっと開きそうになるも
よ「ちょっと一旦閉めて」
と言われて閉める。
よ「見ました?柳楽さん」
瀬戸さん側に寄って
柳「そんなん仕方ない」(イントネーションが関西弁!)
一同笑(ワイプでスタジオも笑ってます)
よ「えぇ?(瀬戸さん&柳楽くんを手で壁つくって)そっち?」
よ「そっちかぁ」
せ「仕方ないやんね」

気を取り直して改めてドアを開けると、中で演劇中の部員が。
部員達「え?」
せ「(小声で)柳楽さん入って」
柳楽くんがそろっと部屋の中に。
部員達「え?え?」
柳楽くんと気づき、拍手する人やら「ええええ!」と叫ぶ人やら指さす人やら(笑)若干パニック状態。
せ「みんな、びっくりしすぎ」
よ「みんな騒いでるから、柳楽さんの方がテンパってるから」
一同笑
とりあえず、それで一旦みんな落ち着く。
せ「(改めて)あなたたちは何部ですか」
全員「演劇部です」
せ「そうなんです!最後に紹介したい部活はやっぱりね、演劇部を」
柳「ありがとうございます。やったぁ」
せ「女の子がもう」
2人いる女の子がキャーキャーテンションに。
女の子「いやもうびっくり。めっちゃもうびっくりして」
せ「柳楽さん、こんな感動してるんで、横に…」と言って、2人の方に誘導を。
女の子2人「いやいやいや」と動揺して立ち位置ずれていく。
柳楽くんの右側に2人申し訳なさそうに立っているところに
せ「もっと(近くに)、こんな機会ないよ」
せ「柳楽さんを挟んで挟んで」と、両脇で挟むように指示。
無事真ん中柳楽くん、両脇女の子の図が完成(笑)
せ「このスリーショットどう?」
両脇の女の子照れ笑い。柳楽くんも視線があさっての方向に(笑)
せ「って、柳楽が緊張してるやん」←あまりの天然さについ呼び捨て(笑)
柳楽くん、小さく「そうそうそう」と言いながら頷く。
せ「柳楽が緊張してるやないかい(笑)」
一同笑

ここで、演劇部の紹介。
部員「長編で不条理物をやったり」
せ「不条理物?え?例えば?」
部員「夢を持ってる主人公が救われる事なく終わったり」
スマイルの2人は「嘘や」と大うけ。でも柳楽くんは真面目な顔でフンフンと聞いています。
部員「やることが全てに裏目に出てっていう」
せ「救われることなく終わってくの?」
よ「なんでそんなの考えるの?」
一同笑
よ「もっとハッピーエンド考えようや」
一同笑
せ「演劇部って僕のイメージだとやっぱり爽やかーな、ねぇ、役者を目指してる訳ですから、
パッと、柳楽さんみたいな方がいるみたいな感じ…どうでしょうか」
よ「ごめんね。正直…主役はれる人おる?」
一同笑
瀬戸さんがよしたかさんの口を縦にすぼめさせる。
よ「だって、おらんかったもん」
頭をはたかれる。
よ「ごめん」
一同笑
せ「もし柳楽さんがよかったら、ちょっと学生達の演技とか見ていただくとか」
柳「あ、見たいですね。どういう風に…、はい」
せ「いいですか?」
せ「(学生の方を向いて)どう?みんな。言うてくれてるけど」
ざわつく学生達。
学生「じゃあ、せっかくだからやります」
よ「みんな、一歩ずつ後ろ下がってる」
一同笑
せ「ちなみにプロになりたい人は?将来」(手を挙げるよううながす)
2人ぐらいが「迷ってる」と口にしながら自信なさげに挙げる。
せ「自信なさげ~」笑いながらひざ崩れ落ちる。
せ「そこはもうビシッと全員手挙げんと!」(自らまっすぐ手を上に挙げる動作)
せ「私です!なりたい!ってならんと。プロになりたい人は?」
部員全員「はい!」
せ「ほら、そう!その勢いで」

ここから演劇部の練習。フリーズというエチュード
2人1組でアドリブ劇を行い、手を叩いた時点で動きを止める。
次の人はどちらかと入れ替わり、別の話を展開する。
…ということを延々続けていくもの。

学生「一番最初だけテーマ(が必要)」
スマイルの2人と柳楽くんは長机の前に座ってます。
オーディションみたい(笑)
せ「柳楽さん、テーマは?せっかく言ってるんで。学生のテーマ…」
柳「はぁ…。ん…、こ、恋人同士がケンカしている」
一同「おぉぉぉぉ」とよくわからない歓声と同時にじわじわと笑いも。

よ「何、その『おおお』は(笑)」
せ「やっぱすごいんねや?そのテーマは。そこもってくるか、と」

ナレ「果たして柳楽さんの目に学生達の演技はどう映るんでしょうか」

男性2人組が恋人同士という設定で演技を始める。
ちょっとコントっぽいし、周りからもクスクス笑い声があるんですが、
柳楽くんの目は超真剣!
もう、明らかにここまでのバラエティの顔と違います。

ナレ「学生達の演技をずっと見つめる柳楽さん」

人が入れ替わり立ち代わり演技は続いていき、終了。

3人共また立って
(多分、瀬戸さんにどうでしたかとふられた部分はカットされていて)
柳「や、た、楽しかったです」
学生の方を向いて
柳「え、あれって元々決められていたことじゃなくて、その場で…ここ、ここに立って
こうやって(パンと手を叩く)フリーズさせてから、自分で考えてやってるんですか?
あのゴキブリの…(女子学生がゴキブリ!と驚く演技がありました)」
学生「そうそう、そうです」
柳「自分で考えて」
学生「そうです」
柳「へぇ、すげぇ」
せ「結構素晴らしかったですか」
柳「いや、勉強になりました」
一同「えぇぇぇぇぇ!」
せ「『勉強になりました』??」
柳「もちろん」
柳「別に…なんか偉そうに聞こえたらあれですけど、あの…
芝居…いったらプロの役者さんと比べたら…って、ちょっとそりゃ思いますけど、
あの、感性っていうのがすごい魅力的、でした」
せ「あぁぁぁ、学生ならでは、の感性の」
柳「はい」

ナレ「と、ここでプロの俳優から演じるということについて、こんなアドバイスが」

柳「その発声の面も僕は元々…映画でスタートした人間なので、あまりマイクがつくし
気にはしてないけど、その役次第じゃないですか。ちゃんと声張り上げて感情表現を
すごいしたいときだったら、必然的に声もでかくなるだろうし、嘘つきたいって時は
ボソボソってなるだろうし、うん、それ多分、普通に普段人間が生活してたら、
そこから、だって盗む訳で」


一同「おおおお」
その歓声にまた笑いもちょっと起こる

柳「それしか、あの、勉強できるところがないじゃないですか。
映画とか見たら技術は真似できるかもしんないけど、自分の、例えば仕草で
周りの人があまりしないことでも、煙草の吸い方とか、わかりやすく言えば
ねぇ、結構個性出るじゃないですか。だから、そういうところも僕は意識して
自分のことに気づくようにしています。はい」


せ「(このテンションをじゃましないような静かなトーンで)ありがとうございます」
一同も「ありがとうございます」で、拍手。

せ「いい言葉をいただきましたね」
よ「はい、じゃあ、柳楽さん、あのこんだけお芝居を熱く語っていただいて、
最後にウーイェイを言っていただいていいですか?
考えてる風の柳楽くん。考えながら、前で組んでいた手を
チノパンのポッケに入れます。
せ「こんだけきましたからね、最後にね」
よ「今絶頂にテンションあがってると思うんで」


柳「うーん……」
くしゃっと顔をゆがめてから、言い放つ!

柳「ぃやだ!」

崩れ落ちて笑うスマイル。
向こうで学生も爆笑。
ワイプの司会者も手を叩いて爆笑。

ここでVは終わります。
ちゃんとバラエティとしてのオチもつけて終わる柳楽くん、できる(笑)

文字起こしは以上で終了です~。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

色々思うことはあるんですけど、全体的に落ち着いたなぁ、大人になったなぁ…と
感慨深かったです。
特に印象的だったのが、仕事のお話で「忙しい日々ですね」という言葉に
大して、「ほんとお陰様で」と返していたことです。
以前の柳楽くんだったら、絶対考えられなかった言葉。
役者のお仕事の大切さ、有難さを本当の意味で理解したから
出てきた言葉なんだろうなぁと。

ここ以外も全体的に謙虚で、礼儀正しくて、
以前の子ども子どもしていた感じから一気に大人になった気がしました。

うん、なんか、かっこいい男に近づいていっている。

(でも、相変わらずそわそわしてたけど・笑。落ち着かなくなると、
口に手をやるのが今のクセっぽいです)

これが髭なし、メガネなしなら間違いなく、私の中のベスト1映像になったのになー(笑)
でも、「あほやねん!すきやねん!」のスタッフのみなさま、ありがとうございました!

そして、そして、この映像を貸してくださった方に最大級の感謝を。