柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

完成披露試写会 映画感想編

さて、映画本編のネタバレなしの感想です。

一般的に戦争の映画、原爆の映画というと、目をそむけたくなるシーンや
心がえぐられるような差別が描かれていたりしますが、
この映画はただただ穏やかに語られるお話です。

つまりそれだけ、長崎の人にとっては被爆2世3世であることも
ある種の「日常」として受け入れている、それだけの時間が
流れているのだと思います。

でも一方でやっぱり「なかったこと」にはできないことで。
結婚、出産、死別…人生のステージが変わる時に
人に何か言われたからではなく、自分の中で問いかける瞬間が
出てくるのだと思います。

そういう「長崎の人にとっての日常」がとてもリアルに、
でも穏やかにそっと問いかけてくれる映画です。

起承転結があって、最後にドーンとカタルシスが起きる映画ではなく、
約100分という時間の中で静かに何かを気づかせてくれる映画です。

そして、それは大きな意味では長崎や原爆といったくくりではなく、
「身近に亡くなった人がいる」全ての人に響く映画なのではないかとも思います。


……ということで、柳楽くんが出ている出ていない関係なくお勧めしたい映画
だったので、ぜひ公開映画館数が増えるといいなぁと思います。

ここからは気になった演者さんの感想をちょっと。

きいちゃん:透明感があるのに、リアルな女子大生でした!その2つを同居させるのがすごい。
石橋さん宮下さん:いやぁ、さすがです!この二人の夫婦の会話はこの映画になくてはならない
エッセンスになってました。そしてそれがあるからこその後半かと。
池脇千鶴ちゃん:この手のキャラクターの演技ほんっとハマりますね。

で、柳楽くん。
ファンなので、ひいき目になるのはもうしょうがないことは前提で(笑)
やっぱり存在感あるなぁと。
ガンガン話すキャラクターではないので、表情で見せるシーンが多いんですが、
いらだつ、怒る、とまどう、笑う…そういう表情1つ1つが印象的でした。
そして相変わらず「柳楽くんて本当はこういう人なのかもなぁ」と思わせる
リアル感がありました。

今回の映画ってすごく大きなジャンル分けで言うと「誰も知らない」に近いと
思うんですよね。日常が静かに切り取られている感じとか。
きいちゃんも今日「ドキュメンタリーっぽい映画」と言っていたんですが、
「誰も知らない」ほどではないにしても、確かにそういう系統の映画なんです。
で、柳楽くんってそういう映画にはやっぱりハマりがいい気がします。

でも、バッリバリに明るい役もそろそろ見たいんですけどね(笑)

とにもかくにも、当選して一緒に連れて行ってくれた方に感謝感激です。
ありがとうございます!


さて、この試写会カメラは6台程度、カメラマンに至っては20人近くいたと
思うのですが、どの程度柳楽くんを扱ってくれるかなー…。
明日はWSやスポ新は一応チェックです!

現時点での記事をざっと探すと
まずスターダスト公式UPされたようです。
……って、私が一生懸命覚えたやりとり全部書いてある(笑)
こちらの方がある意味正確ですが、間や言い直しは全部なかったことに
されてるので、私のバージョンもそれはそれで楽しんでいただければ(^^;


北乃きい、柳楽優弥のネタバレ発言に爆笑
これ思い切りネタバレ部分も書いちゃってある記事なので読む際は覚悟を…。
ネタバレ回避したい人は公開後にお読みください…。
下の引用は伏字にしておきます。
女優の北乃きい(22)、俳優の柳楽優弥(23)らが14日、都内で行われた映画『爆心 長崎の空』(7月20日公開)完成披露試写会に出席。柳楽は、劇中で自身が暮らす小屋のセットが好きだったと明かしたが、「後半●●●●●●●●●…。あ、言っちゃった」と、上映前にネタバレ発言。横にいた北乃は「えー!」と驚きながらも、堪えきれず大笑いしていた。

柳楽優弥の失言に北乃きいがクスリッ!
こちらもネタバレ発言の内容ありです。
そんな中、柳楽は「(自身が演じた)勇一の部屋のセットがいいなと思いました。●●●●●●●●●●●…あっ、言っちゃった! すみません…(笑)」と上映前の舞台あいさつにも関わらずストーリーの展開を明かしてしてしまい恐縮。そんな柳楽の失態に会場は笑い声に包まれていた。

被爆3世の女子大生を演じた北乃きい、役づくりの苦労を語る
また、北乃演じる清水に思いを寄せる廣瀬勇一役の柳楽は、本作に出演したことで「戦争によってできてしまった傷跡を、僕らの世代以降も忘れてはならないと改めて感じました」と言葉に力を込めた。
『爆心 長崎の空』北乃きいが小柳ゆきの生歌に感動!「一瞬にして役柄に戻った」
柳楽も「戦争によってできた傷跡を僕らの世代も忘れてはいけないと思った」と若い世代を代表する言葉を語ってくれた。
こちらは真面目なところをピックアップしていただいて…ありがとうございます(深々)

記事に名前はないですが、写真があるもの
朝日新聞デジタル
デイリスポーツ
スポニチ
こんなところですかね~。
明日また増えるかもしれませんが…。

……って、ええええ!最後の最後にびっくり!
きいちゃんのオフィシャルブログ
この子、きいちゃんの弟だったのかーーー!そして一緒にいたのはお母さんとお父さんなのかーーー!
関係者席に子どもがいるからなんでかなーと思ってたんですよ。
しかも大人しーく見てるから、てっきり子役の子と思ってました。
(でも男の子出てないし不思議ーと思ってたのでした)
ふほぉぉ。

明日ちょっとでもテレビで扱ってもらえるといいけどなぁ。
単館系だし、扱ってくれたとしても柳楽くんは主役じゃないので映らないかも…と
あまり期待はしないでおきます。