柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

モデル事件のその後

最近、新聞をちゃんと読む時間もなくて広告チェックのみに
成り果ててるんですが、ちらっと目に入った「誰も知らない」の文字。

んん?
と思ってみてみたら、朝日新聞の日曜版「be」の「映画の旅人」
という過去の映画をなぞるコーナーで2面つかってとりあげられていました。

その最後の方に「(モデル事件の)少年はその後どうなったのか」というくだりがありました。
私もそのことはずっとずっと気になっていたので、
今回知ることができてほっとしたと同時に、涙が出てしまいました。

きっと、柳楽くんファンの方で同じようにその後が気になっている方は
多いと思いますが、検索したところその記事の部分は朝日新聞
有料記事扱いにしているようなので、引用はやめて、私自身の言葉で
伝える形にします。

(映画の旅人:上)「誰も知らない」(2004年)
(映画の旅人:下)「泣いて終わり、は嫌だった」

普通だったら事件の重さから教護院送致になるところが、
ある養護施設が「矯正より愛情が必要」と熱心に申し出てくれたことで
そこに引き取られたそうです。

その後、その施設から学校に通い、学校では生徒会長をつとめ、
文武両道で施設でも輝かしい存在になったとのこと。

その後結婚もしているということでした。

ただ、母親との交流はその後ないらしいです。



最後のことだけはどう捉えるか難しいところですが、
熱心に申し出てくれた養護施設があり、きっとそこで
与えられたであろう愛情によって、少年本来の性格や才能が
開花したことは本当に本当に嬉しいですし、一度も会っていない私が
勝手に救われた気持ちになりました。

もちろん、彼の人生は今も続いているでしょうし、
これからまた困難なことがあるかもしれないとは思います。

でも、大事な10代を、あの時点でのベストと言える状態で
過ごせたことは、かえがたい価値と思います。
愛情が信じられる子供時代を経験していれば、きっと
乗り越えられるはず。

これからも世界の片隅で彼の幸せを願いたいと思います。