柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

本家観ました

よーーやくクリント版を見ました。

西部劇って自分の中でもう少しカラッとしたイメージがあったんですけど、
これは重くて暗いですね。夜のシーンが多いから、表情や周りの状況がよく
見えなくて、それがある種の緊張感をもたらしてる気がしました。

クリントが数々の西部劇をやったうえで、自分がやりたいと思った
西部劇がこれっていうのは、きっとクリントがとても真面目でよく考える人
だからなのかもしれない。

ある意味西部劇の見せ場でもあり、全てでもあると言って過言ではない
「人を撃つ(殺す)」ということ。
それを西部劇の中で敢えて、どういうことなのか、何を意味するのか
必要悪なのか罪なのか…そういうことを全て問いかけるための映画だったのかなと、
なんとなく思ってます。

ただ、最後に流れる字幕の内容だけが、いまいち私の中で消化出来ていないんですよね。
あれはどういう意味でわざわざつけたんだろう。
そういうラストにするのがアメリカ映画ってことなのかなぁ。


さてさて。
柳楽くん演じる沢田五郎は、本家では「キッド」になるので、
どうしても観ながらキッドに注目してしまうのですが、
意外に出番が多くてびっくり。
もっとメイン3人で進む話だと思っていたのですが、
主人公&相棒にひっついていく役なので、出番としてはかなり多いです。

それにしても、この本家を観てから予告や今まで公開になった映像を観ると
本当に忠実に再現されててびっくりします。

あの西部劇がどんな風に日本版になるのか改めて楽しみになってきました!