柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

シネマカフェ&MovieWalkerインタビュー(追記!)北の映像ミュージアム

多分同時でのインタビューだったのかなと思います。
言っていることや写真の服装が同じなので。
ついでに言えば、服装はawesome!とも同じなので完成披露の日ですね。


『許されざる者』の柳楽優弥、「しごかれて幸せ」と語った理由とは?
「普通に怖かったです。でも、現場に入ってみたら、みなさん人柄が素敵。謙さんはとても優しい方で、いろいろと周りを見ていました。ある時、僕がタバコを吸おうと、灰皿を探していたら、謙さんが携帯灰皿を渡してくれて。『うわっ!謙さんが僕に灰皿を!』と感動しました」
(略)
「謙 さんは、毎晩食事に誘ってくれて、いつもごちそうになりました。料理が好きな方で、ご自身で鍋などを作ってふるまってくださったりして。また、柄本さんも すごく好きで、謙さんとふたりで現場にいてくださると、すごく安心できました。おふたりの前だと、良いところを見せようとも思わないし。演技の話はあまり しなかったけど、こっちが聞くと、答えてくれたりしました。心に響いた言葉は、たくさんあります」
(略)
「と ても大事なシーンでしたが、あそこに限っては李監督が『このシーンは良かったね』とほめてくれたんです。監督は、普段は全然ほめないし、ほめても意味がな いことをわかっているのかもしれません。少なくとも僕はほめられると良くないタイプなので。まあ、多少はほめられたいですが(苦笑)。だからこそ、李監督 のその言葉は重くて。現場ではなくて後から飲んでいる席でさらっと言われたんですが『もう一度言ってほしい!』という感じでした」

なかなか誉められない人に誉められると最高に嬉しいですもんね~!
でも李監督は監督としては若いのに、よくその境地にいったなーと思います。
普通はやっぱり人から嫌われたくないから、怒らないで褒めるし
(私自身も会社でなかなか人を怒るってできないです)、
かと言って単に怒りっぽい人はここぞという時も褒めてくれないし、
そこのバランスって難しいと思うんです。

本当に恵まれていたなーとしみじみ。

柳楽優弥インタビュー 「実力なんてない…」ともがいた時間/『許されざる者』
「李 監督の演出は、厳しかったですね。『五郎ってもっとバカなんじゃないの?』『そんな五郎じゃ面白くない』とか、胸に突き刺さる言葉はたくさんありました。 でも、そうやって厳しくしてもらえる現場にいられることは、幸せだと強く思ったんですよね。北海道での撮影が終わって、東京で監督と飲んだときに『もっと ひょうきんな役ができる俳優も、もっと芝居の上手い俳優もいるのに、なんで僕を選んだんですか?』って聞いたんです。そうしたら、『芝居の上手い人だけを 求めていたならほかの人を選んでいたよ』と返ってきて…」。芝居の上手い下手ではなく、五郎に近い“何か”を感じ、自分を選んでくれたことが「嬉しかっ た」と語る。
(略)
「運 も実力のうちと言うけれど、今回の僕は運しかなかったと思うんです。実力なんてない…。この映画に参加させてもらったこと、李監督の演出を受けられたこ と、それが僕の運。でも、セリフだけは(しっかり頭に入れて)間違えなかったんですよ」。この、ふとしたときに見せるチャーミングさが魅力でもあり、だか らこそ李監督を始め、先輩俳優たちは彼に厳しい言葉を浴びせながらも成長させたいと願うのかもしれない。
(略)
「『許されざる者』でどれだけ学べたのかは、今後の作品に出てくると思うんです。李監督とまた一緒に仕事はしたいけれど、ちゃんと前に進んでいる状態で再会した い。これじゃあ『許されざる者』のときの柳楽と一緒じゃないか、と言われたらおしまいなので、前進します。必ず前進します!」。

この映画で一歩前進した柳楽さんが、さらに先を歩く姿を目にする、その日はきっと近い。

この記事は柳楽くんの話した言葉以外のところもいいなと思ったので、
ちょっと引用しました。
結局、今回出会った方も東京に戻ってから縁がちゃんと続いてるんですよね~。
磁力。
最後の「前進します。必ず前進します」の繰り返しはグッとくるなー。
柳楽くんは今、視界が開いた状態で前を向けているんだろうな。
まさに「高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな」を実体験したんでしょうね。

再会したい監督がまた1人増えましたね^^

[追記]
いい加減記事を増やしたくないので、こちらに追記。
北海道にある北の映像ミュージアムが当時のレポを簡単にしてくれています。

10月の上川町ロケの際、「撮影半ばですがいかがですか?」との質問に
「最初とは全然違います。違わなきゃいけないとも思いますし、
謙さんと柄本さんともだんだん話せるようになって、
いろいろ聞けるので本当に恵まれた現場だなと思います。
クランクアップまでにまだちょっと変われたらいいなと思います」

一方、李相日監督は「少しづつ役をものにしつつある。
今後は五郎という役をどう深堀りしてゆけるか、ですね」と話してらっしゃいました。


ちょうど色々打ち解けてきた頃ですね^^