柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

第1回ネタバレ感想

今回は地方による放送時間時差もないと思うので
普通に書いちゃいます~。
録画しててまだ観てない!という方は回避を…。



さて、鳴り物入りの第1回、どうでしょう。
原作の「信長協奏曲」のファンの方はちょっと複雑かもしれないですね。
キャラ、エピソード、大分改変されています。
設定だけ持ってきたって言ってもいいぐらい。

でも、私は1、2巻しか読んでなくて、「情報源」にしただけなので、
そこに対しての気持ちはあまりなかったかな。
正直原作を読んだ時に一瞬にして江戸時代に馴染んじゃうサブローに
違和感があったので、その点はドラマの方が共感しやすかったかなと。
ただ、原作は最初からもっと庶民と仲良くなって、それがのちにつながって
くるくだりがあって、それはすごく好きなので、せめて第2話から
あるといいなーと思ってます。

帰蝶もストーリーを動かすためにキャラをいじるのは別にいいのですが
あそこまで男を言い負かす女性ってさすがにあの時代にいなかったのでは…。

でも気になったのはそれぐらいで、向井くんの恒ちゃんも高嶋さんの柴田勝家
新井さんもよかったし、おぐりんの現代っ子感覚の信長もよかったなー。


で、柳楽くんですよ!
柳楽くんの信行も原作とキャラ変えてます。
原作はもっと小者でただのこずるい安いやつなんですが、
割と芯の通ったキャラになってました。
小者な柳楽くんも見てみたかったですが、
月9で久々に柳楽くんを観る人も多い中で
目力120%生かせるこのキャラ、本当にありがとうございました、です。

ドラマの方の信行だと、感情移入もできるんですよね。
本物の信長は病弱だし、入れ替わったサブローも常に逃げ腰だし、
早く生まれただけでなんで兄が継ぐんだ、って思うのは至極当然。
あの時代の武将に生まれたら、あのぐらいの野心はほとんどの人が
持っていたんじゃないかなと思うし。

そしてまたそういう武将が似合うんだよぉぉ!
似合うってずっとずっとこのブログの片隅から叫び続けてたけど、
やっぱりがっつり似合ってたんだよぉぉぉ!
馬にもずっと乗っててよかったね(感涙)

演技についても
怒鳴る、しらを切る、すっと引く、懐柔する、覚悟を決める…
様々な表情、声のトーン、目力の使い分けを見せてくれました。

本当に素晴らしい!
おぐりん、向井くん、高嶋さん…ほとんど皆さん年上の中で
その人たちに向かっていく役というのも、「許されざる者」で散々
ベテラン俳優とやってたからか、全然物怖じしなくなってるし、
第1話の悪役として素晴らしい存在感!

特に捕まってから以降、最後の切腹までは完全に惹きこまれました。
本当に、本当に、年々いい役者になってきていて嬉しい限りです。


最後に放送中のプロデューサーのツイートです。


twitterでの評価もとってもよいから、これがキッカケで大河とかに出ないかなーと
私は私で野心を燃やすのでありましたw