柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

シネリフレインタビュー

またまた大阪インタビュー分です。

生身の人間同士が触れ合う感覚を大事にしたい~『最後の命』柳楽優弥インタビュー

(前略)
―――役の幅も広がりましたね。
柳楽:本当に色々な役のオファーが来るようになりました。次は時代劇がやりたいです。最近は仕掛ける方の役が多いのですが、そちらの方は遊べるし楽しいですね。今回は俳優をはじめた頃に演じていたような、割と受け身の役です。最近の主役はどの作品を見ても受け身芝居が多い気がするので、こういう受け身の役もきちんと演じられるようになりたいです。

(略)

―――最初は受け身ですが、最後に一皮むける桂人の成長ぶりは、柳楽さんの繊細かつ大胆な演技でリアリティーがありました。傷つきあいながらもぶつかっていく主人公たちの姿に心揺さぶられます。
柳楽:『アオイホノオ』で昭和時代の芸大生を演じて以来、僕の中で昭和と平成を比べるのがブレイクしているのですが、昭和50年代は相手に対してしっかり伝えるというイメージがあります。平成は相手に対して、インサイドになるのが癖になっているイメージです。桂人はインサイドすぎる存在で、自分の意思はあるのですが、感情の爆発する方向がネガティブになりすぎている気がします。今いろいろな事故や事件が起こっている中で、自死しか選択肢がないと思わないでほしい。そういう光をこの作品から見つけてほしいです。

トンネルから見える小さな光や、自分がふと前向きに考えられることというのは、ふとした瞬間に声をかけられた言葉を一生覚えているような、意外と日常の中に溢れているものではないでしょうか。そんな瞬間を捉えられないぐらい鈍感になるのは個人的にはイヤで、「SNSをしすぎて、感じることに鈍感にならないで」と思います。恋愛に対してのドキドキ感や、優しくされてうれしいと思う気持ちなど、生身の人間同士がふれあう感覚を大事にしてほしいですし、「すぐに死に結びつけないで」と言いたいです。

(略)

―――柳楽さんは今年で俳優生活13年目ですが、その中で自分を変えたり、壁を越えさせてくれた作品は?
柳楽:『許されざる者』ですね。共演者の方も大先輩ばかりだし、ほとんどの若手がびっくりするような現場で、そこに参加できたことは非常に光栄でした。李監督は本当に厳しかったですが、いい意味でパンチを喰らい、成長できる現場でした。これからもいい現場に出会いたいです。

(後略)

これ10/10のインタビューなので、ノブコン終わってなお「時代劇をやりたい」っていう
意味だととらえていいのかなー。年末年始の時代劇とか、大河とか、映画とか…
がっつり時代劇お待ちしております!

柳楽くんが「インサイド」とか言っている…。
最近思うのは、もうちょっと自分の認識を改めてないとだめだなーと。
柳楽くんは20代のスピードで色々吸収してるってことをつい忘れてしまう。

SNSをしすぎて、感じることに鈍感にならないで
ぐほっ。インサイドえぐられた。
いやでもほんとにこれは思います。
私、twitterやるようになってから(柳楽くんアカウント始める前から2009年頃からやってました)
文章がすごくヘタになりました。
このブログも初期の頃の方がまだマシだなって思いますもん。
文章が140文字でも真剣に考えたキャッチコピーならまた別ですが
気軽に短く入れようと思うと「すごい」「やばい」に集約されていって
表現の幅がどんどん狭くなってるなって思います。
10代の頃になくてよかった…。

そして転機となる作品にやはりあげている「許されざる者」。
その下の質問でも柄本さんの名前あげてますが、成長もしたし、
同時に大きな出会いの場でもあったなと思います。
あの時共犯者となって柳楽くんを育ててくれた方々には足を向けて寝れません…!