柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

祝☆千秋楽

無事、千秋楽がはねました。
スタッフ、演者のみなさま、本当にお疲れ様でした!
そして、こんなに濃く、シビれる舞台を私達に届けてくださって
ありがとうございました!

今回は合計4回観ましたけど、どの役者さんも今日が最高だったんじゃないか
というぐらい、素晴らしいものでした。
柳楽くんも一番の出来という気がしました。(あくまでも私がみた範囲ですけどw)
何度観ても凛々しくて、誠実で王子の気品があって。
それを声でも伝えてくれました。

最後のカーテンコール、もう数えるのも忘れてしまったのですが、全部で
4回か5回あった気がします。
2回目の時点でもうほとんどの人がスタオベだったような。
3回目には総立ちでした。

で、おそらく3回目だったかと思うのですが、すいっと市村さんが前に出て、
何か言う雰囲気だったので、拍手もすっと一旦やみました。

内容はうろ覚えですが、「NINAGAWAマクベスをご覧いただきありがとうございました」
とまずは一言お礼を。私達はまた拍手。
また何か言いそうになったので、またも静まる場内。
「ここで挨拶をする予定はなかったのですが、僕の独断でさせていただきました」
と言い、この素晴らしい舞台を35年前につくった蜷川さんも今日いらっしゃってますと、
1階後方を指し、拍手をしました。
舞台上の役者さんもみなさん拍手。
私達も拍手。
座っていらっしゃったのか、私には見えませんでしたが、千秋楽ちゃんと観ていて
くれたんだと嬉しくなりました。

そうして最後のカーテンコールの時(だったと思うのですが、違ったら誰が
突っ込んでください)、市村さんがすっと2列目の役者さんを前に出して、
それをきっかけに他の方も1列目と2列目を交代して、その方たちが前に出て
お辞儀をしました。
こういうところが市村さんの座長の素晴らしさだよなぁ…。

柳楽くんはなぜか1回目から3回目くらいまでちょこちょこ襟周りを気にして
正してました。基本的に表情も演じている時からあまり変えてなかったのですが、
最後の最後、市村さんがいきなりおちゃめに隣の田中裕子さんにがばっと抱き着き
会場全体笑いに包まれた時に、柳楽くんもふははって笑ってました。
よかった、最後にでました、柳楽スマイル!

最後に。
PCでこのブログを見ている方は、左に私のお気に入りリンクがあると思うのですが、
そこに以前から入れている「木耳」というブログをやられているminkoさんも
本日観劇されていたようで、ここに書かれている内容が、もう私が感じたことと
ほぼドンピシャで同じなのに、私より全然的確に表現されているので、
(知識はあるのに、文体のノリがよくて、この方私大好きなんです)。
よろしければ、こちらもお読みくださいませー!。
うん、私は「絵本」と表現しましたが「紙芝居」の方が的確です。

本当に、本当に、柳楽くんがこの作品にこのタイミングで出会えてよかった。
マルカムでよかった。
蜷川さん、ありがとうございます。
そしてどうか、どうかお元気でいてください…!

今回、初めてシェイクスピア原作の舞台を観て、やっぱり普段から私自身が
もっと色々なものを知らないと楽しみ方も違ってくるなぁと思ったので、
もうちょっと積極的に世界を広く持たなくてはとも改めて思いました。