柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

キネマ旬報8月上旬号「スクリーンで逢いたい若手俳優」男優編

はい、いそいそと買ってきましたよー!

キネマ旬報 2016年8月上旬号

なんと、ボリュームはそんなにないですが、柳楽くんのインタビューありでした!
この特集で、菅田くんの次に掲載。
カラー4ページ。うち3ページはディスベビのスチール写真でインタビューは1ページ。
でもそのインタビューが個人的に好きなライターさん、相田冬二さんだった!
で、さすが相田さん。
いくつもあったディスベビ関連のインタビューで出てこなかった言葉を
いっぱい引き出してくれてます。

セリフのテクニックより、空気感やどう存在するかを大事にする柳楽くん。
やっぱりこの人は右脳演技なんだよなぁ。
言うのは簡単だけど、台本を「文字」として読んでしまうと、
それをいったん飲み込んだうえで、空気や存在というアウトプットにするのって
かなり大変なことなんじゃないかと、ド素人は思ってしまうんだけど、
どうなんだろう。

さて、表紙も飾って巻頭特集にもなっている菅田くん。
その菅田くんのインタビューでも嬉しいことをいっぱいお話してくれています。
「すごく残念だったのは柳楽くんを”食いきれなかったこと”。もちろん
柳楽くんは主役だし、うまいし、簡単に”食える”とは思ってなかったけど。
でも今回は完敗」
と。この前後にも嬉しい言葉いっぱい言ってくれてます。
演技って正解がないし、つまりは勝ち負けもないとは思うけれど、
そういう意気込みでぶつかってくれて、高めあう関係なのは
素敵なことだなーと思います。
(この言葉尻だけを捉えて、変なアンチさんが出現しなければいいんだけど)

そして、虹郎くんのインタビューもあって、そちらでは
「ディストラクションベイビーズでご一緒した柳楽優弥さんをはじめ、
尊敬する兄貴分の先輩もたくさんできました」
と、これまた嬉しい一言を。

で、その後ろには50人の評論家やライターの方たち選んだ
「私が期待する若手俳優5名」がずらずらと掲載されてるんですが、
50名のうち18名が柳楽くんの名前あげてくれてました!
(人によってはネクストブレイク的な選出もしている中、
かなりの確率です)

いやーー、感慨深い(ノД`)
一時は「あの人は今」的扱いをされそうなところまでいっていたのに、
ここまで復活するとは!

ありがとうございます。
ありがとうございます!!

しっかし、人によっては柳楽、菅田、池松、虹郎って選んでる人もいて
やっぱりディスベビって凄い映画だったよなぁと改めて思います。

で、柳楽くんのことももちろんですが、
この特集色んな若手俳優が褒められまくってる訳です。
ネットだと色んな批判やアンチな発言も目にしてしまうこともある中で、
ポジティブな言葉が並び続ける活字を目にするのは
読んでるこちらもやっぱりポジティブになるなぁと改めて思いました。

という訳で、かなりオススメの1冊です。
上のリンク先のamazonでは「映画ジャンル」で1位になってました。
twitterでは「ラス1だった」とか「なかなか見つからない」というのも
目にしたので、もしかしたら普段よりかなり売れているのかもしれません。
購入したい方はお早目に~!!