柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

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[夜明け・柳楽優弥]東京フィルメックススペシャルメンション!

東京フィルメックスの「夜明け」はその後スペシャルメンションとなりました!


2018年東京フィルメックス受賞結果!受賞5作品の選考理由-最優秀作品『アイカ』!日本勢は『夜明け』がスペシャルメンション『コンプリシティ』は観客賞!

受賞理由
審査員は広瀬奈々子監督の「夜明け」をスペシャルメンションとしたい。
本作は、見事な脚本と演出により、柳楽優弥が人生を模索する青年を力強く演じるファミリードラマである。この若い女性監督の明晰なデビュー作品は日本映画の未来への一条の明るい光となった。

第19回東京フィルメックス:広瀬奈々子監督デビュー作『夜明け』がスペシャルメンション授賞

フィルメックス最優秀作品賞は移民女性の日々を描く「アイカ」、柳楽優弥主演作も受賞

スペシャル・メンションを獲得した「夜明け」の監督・広瀬奈々子は、主演を務めた柳楽優弥の名を挙げて「私ではなく柳楽さんが受け取るべきなんじゃないかというくらい、彼の繊細なお芝居に支えていただきました」と撮影時を振り返ったあと、「審査員の皆様に映画のキャリアの一歩を踏み出させていただけたことに感謝します」と万感の思いを語る。

スペシャルメンションって何かなとググったのですが、
「受賞にはならなかったものの、推しておきたい」みたいな位置のようで
フォロワーさんに「ある視点」みたいな感じですかねと言われて、
「あー、それだ!」と腑に落ちました。

TAMA映画祭でもインディーズの作品を募集するNEW WAVEという部門があるのですが
そこも受賞作品とは別に、審査員個々が推したいものを上映する「ある視点」という
プログラムがあるのです。
で、意外とそちらで推してた監督が世に出たりもするのです。
カメ止めの上田監督も数年前にある視点で上映していたりするので!

なので表現として「スペシャルメンションを”受賞”」という言い方は間違いかなと
思いますが、なんにせよ朗報です!

東京フィルメックス公式レポートはこちら。
【レポート】授賞記者会見
スペシャル・メンション(選外佳作)に今回のコンペで唯一の日本映画である広瀬奈々子監督の「夜明け」が選ばれた。審査員のジーン・ノさん(スクリーン・インターナショナル誌韓国特派員)が「完璧な脚本を映像化した家族ドラマでした。柳楽優弥さんが非常にパワフルな演技で、自分の人生を模索する青年を表現した。このように力のある若い女性監督が登場したことは、日本の映画の将来にとっても大きな希望だと私たちは感じました」と授賞理由を説明。広瀬監督は「このラインナップのなかに選ばれただけでも非常に光栄なこと。アジアの力のある作品のなかで、私の「夜明け」がアジア映画の一つとして認められたことはとても嬉しく誇りに思います。私はこれがデビュー作で、監督としてはまだ生まれたてですが、これから2作目、3作目と新たなことに挑戦し、作品を作り続け、この賞に恥じないキャリアを積んでいきたい。今日はその覚悟をいただいたと思います。ありがとうございました」と喜びを語った。

お、ここでは「選外佳作」という表現になってますね。
でも私はやっぱり「ある視点」がしっくりくるなー。
そして審査員のコメントを知るに、柳楽くんの演技力・表現力もかわれての選定
だったようで嬉しいです…!

これで映画館の公開数も増えるといいなぁ…。

ちなみに、国際映画祭だったので、映画は「英語字幕」だったんですよね。
すごく興味深い訳し方とかされていたので、パッケージ化される時は
英語字幕も収録されないかなー。