柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

CMという「作品」

またマニアックなものを見つけてしまいました。
でも、柳楽くんのことはほとんど触れてないものなんですが。

言葉を失ったdictionary
箭内道彦(クリエイティブディレクター)×是枝裕和(映画監督)対談
www.clubking.com/contents/pdf/dic114_cmtaidan.pdf

内容はほとんどあのCMの裏話。
裏話って言っても「こんなハプニングがあって~」なんていう楽しいものではなく
あのCMがいかに是枝監督の納得いっていない「作品」なのかという不満が爆発。
(なので、ここでは敢えてメーカー名も出さないですし、リンクもしません…
上のURLを//の後に入れてください)
PDFなのでちょっと重いです。ご注意をー。

んーーー。
是枝監督がこういうものと闘いつつあのCMを作っていたとは思いませんでした。
いえ、いわゆるス○ンサー(というか代理店というか)が色々言ってくるっていうのは
予想できるんですけど、是枝監督ぐらいになると向こうが遠慮するものかと
思ってました。ここまで向こうの力が強いとは。
(しかも「モノより思い出」でも似たような思いをしたとは…。あのシリーズものすごい好きでした)
監督が最初に描いていたCMを見てみたかったな…。

で、嬉しかったのは
結局傷つくのは是枝さん本人じゃないですか
と言われたことに対し、是枝さんは
僕と、出演してくれた人ね
って言ってくれているんです。
こういうことをサラリと自然と言えちゃうところが是枝監督らしいなーと。
柳楽くんに代わって勝手に感謝(笑)

一方で気になったのは
「~ナレーションがやり直しってことになって、自分のいないところで直ってた
というところ。
それって、監督がいない状況で柳楽くんがナレ撮りをしたっていうこと…なんだろうなぁ、やっぱり。
その辺のヘンな大人の空気に揉まれざるをえない世界なんだな、彼のいる世界は。

…この間の「やたらとカンヌを目指す」って件でも気にはなったけど、既に色々
あるんだなぁとちょっと考えてしまった。
うーむ。
明るい話じゃなくてごめんなさい。

監督と柳楽くんには、そんなしがらみなんてない「映画」の世界で
もう一度仕事をして欲しいな、と改めて思った次第。


しまった。明日から更新できないんだった。
こんなテンション低いエントリでごめんなさい。
次回はちょっと楽しいもので!