柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

銀魂2ネタバレ全開&字数なんて気にしない感想編

もうかなりの人が観ていると思うのでネタバレ全開で書きます!
なので表コメントもネタバレ全開でどうぞ。

PCの方は「ネタバレ感想続き」をクリックしてください。
スマホの方はちょっと改行します~。






はい、まずは総合評価なんですが、
・前回のメインの役者が全員続投で1億点
・動乱篇やるとなった時点で1億点
・追加になった春馬くん窪田くん勝地くん堤さん夏菜ちゃんキムラ緑子さん
全員ハマっていて1億点
・あ、戸塚くん忘れてた。←
この時点で3億点。
色々気になるところもありますが、それら合計してもマイナス50点ぐらいなので
トータル2億9999万9950点です!!!

…すみません。
乱暴言いましたw
でもそのぐらい、やっぱりこの映画の魅力ってまずは
豪華かつちゃんとハマっている役者さんが勢ぞろいしているところ
なんじゃないかなと思います。

さて、ここからは長文だらだらになりそうなので項目立てで。

■ギャグエピソード部分について
個人的に今回ギャグで一番笑ったのはやっぱり将軍ゲームの将軍と夏菜ちゃんのフガフガでした。
将軍は勝地くんのあのスンとした感じがほんとに将軍まんまで!
いい感じに薄くスッとした顔も将軍ぽかったー!
涙目もよかったーー!
そして夏菜ちゃん。
環奈ちゃんも相当思い切りがいい女優さんですが、負けず劣らずの思い切りのよさwww
そりゃ亮くんも「負けた」ってなりますわなw
なんか銀魂観てると女優さんみんなこのぐらいするだろ!と勘違いしそうで恐いw

でもね、その笑いもやっぱり万事屋のテンポあってだと思うんですよ。
もう明らかにあの3人の息の合い方が違いました。
撮影ない間もLINEでコミュニケーションとってたと言ってたので、
お互いのタイミングやリアクションがわかるんでしょうね~。

そして、しゃくれができないと落ち込んでいたまーくんの女装しゃくれw
ずるいわーw結局一番面白いしゃくれになってるんだもんw
全体的に今回の桂はずるかったw
まさに飛び道具。一番の「イケメン無駄遣い」w
ありがとう、まーくん!

■トッシーについて
柳楽くんのトッシーは大体想像ついてましたが
それでもやっぱり笑顔100%は萌え死ぬかと思いました…。
なに…この…かわいい生き物…。みたいな。
鑑賞用でも保存用でも実用用でもなんでも買ってあげたくなっちゃうんで
指令ください!!!みたいな。(誰か止めろ)

茶店で沖田と話をする土方が急にトッシーになったり戻ったり…とする演技も
めっちゃ観てて楽しかったー!
この後「焼きそばパン」がなかったけど、代わりにドラクエとワンピースを
ニッコニコ差し出すトッシーもかわいすぎた…!!!!
(そこでニヤリする沖田の再現度の高さよ…!)

オタク討論会も思った以上の再現度でびっくり。
ここのトッシー、割と男前なんですよねwww
ここのビジュアルはほぼ原作まんまのような気がします。
ここのシーン見てると、トッシーを今回で終わりにせず
その後の対決エピとかもやって欲しくなりますね。

「何を言ってるんだよ、坂田氏~!」も大好きですが
次の「正真正銘の土方十四郎でござる」の言い方がかわいくて好き♡
しかもトッシーはめちゃめちゃキモかわいいのに写真の土方さんは
別人のようにキリッとしてるのもツボ。

で、写真激写するトッシーがもうキモさ爆裂でw(誉めてる)
このキモさが全部柳楽くんのアドリブだと思うともう二重で笑えますww
クセになるわーw
カメラがテンパってるってもう意味がわからなすぎて好き。

あ、後ね後ね、源外さんところ行って、源外さんに「さながら~」って
詰め寄って話すと、銀時に頭グイッてやられるのが
か、か、かわッ…………!!!!!!_(꒪ཀ꒪」∠)_
1の時もうっすら漂ってたけど、実写の銀時土方って完全に銀時の方が
お兄さんで、土方が愛らしすぎる…。
その後のパトカー車中のやりとりとか、せっかくかっこつけたのに
すぐヘタれちゃう土方ぺんぺんするところとかなんかもうやばみがすごいです
(語彙力が悲惨ですが、界隈の方察してください)。


結論、好き。


■動乱篇について
もうね。ほんとにね。実写化ありがとうです!
土方さんがメインの1人のエピソード。
しかも柳楽くんの十八番である「振り幅」が見せられるエピソード。
堪能しまくりました。

で、動乱篇といえば、鴨太郎ですよ!!
私今回ほんとに春馬くん評価が急上昇しました。
とにかく滑舌がいい!
なんて聞き取りやすい話し方をするんだろう。
さすが舞台やミュージカルもこなしてるだけありますね。
そして言い方、表情、立ち居振る舞い、完全に鴨太郎を掌握してました。
着物の時に中から手を出してメガネクイってしたのも
春馬くんが提案したそうだし、所作も素晴らしかった!
福田監督が「自分は役者の素をみて役をあてる。意外性のある役は
やらせない」と言っていたのですが、これがまんまと成功した例じゃ
ないでしょうか。
メインのピリピリしたキャラもさることながら、最後落ちていく時の表情や
土方に切られて「ありがとう…」と言いながら倒れていく時の表情がもう
切なくて!生身の人間がやるからこそ、涙腺が刺激されました。
多分、春馬くんはこういう繊細な役がハマるんだと思います。


で、土方さん。
1の時より自分のものになってて、いい意味で自由に演じてる気がしました。
でそれが結果的に1よりも原作に似てた気がするんです。
やっぱりキャラクターを「自分に馴染ませる」って大事なんだなぁとしみじみ。

例の廊下すれ違いシーンも実現してくれてありがとうございます監督…!
その後すぐトッシーになっちゃったけど、トッシーから土方に戻るたびに
声のトーンがぐっと低くなって表情も締まって動作も不遜になって、
このギャップがほんとにもう「おかわりください!!!」って言いたくなる
心地よさで。

一番最高だったのはやっぱり最後の最後で土方に戻るところですよね。
あの手前はある意味トッシーとしてもかなり土方寄りになっていたにも関わらず
完全に切り替わった時にガラッと変わる。
鳥肌モノでした。
ああ、柳楽くんの演技やっぱり好きだなぁと。

あと、車の中で抜刀しようと格闘してる時や車に立って
「俺は真選組副長、土方十四郎だー!」っていう時、
イケメンっていう顔じゃなくて、般若のような顔をするんですが、
これがまた気合入ってていい!
土方も(絵柄的にはイケメンですが)キャラクターとしてはイケメン
とか気にしない泥臭い人だと思うので。
その後パトカーからジャンプする逆光の姿が様になってて好きすぎます…!!

そして、その三浦鴨と柳楽方の殺陣!
もっともっと観ていたいと思うほどよかったです。
無意識に笑ってる柳楽くんも超絶かっこよかった!
ランニングハイみたいなトランスっぽい感じでよき!

で、最後の対決という形を取った三浦鴨の介錯とも言えるシーン。
切る前からグッときちゃってるんですよね、柳楽方さんは。
原作の土方は絶対ここではグッとこないというか、それを表に出さない人だと思うんです。
だから、厳密にいうとキャラクター解釈違いだと思うんですが、
でも実写でやるなら、これで正解だったんじゃないかと思います。
血肉が通ってる感じ。これはミツバ篇でも思ったことなんですが。
柳楽くんが演じた意味はそこにこそあるのかなと。

で、最後に一言言わせてもらうのであれば…
着流しの土方さん萌えーーーーーー!!!
(残念なまとめ方!!!)

■ギャグエピソードと動乱篇MIXについて
最初に将軍と動乱篇両方やるって聞いた時、どうやって成立させるんだろ?と
思ってたんですが、将軍夜遊びと同時並行で始まったので、「おおお!」と
思いました。
どうやって繋げるのかなーと思ったらちゃんと繋がってたし、
なんなら、後の「片栗虎がふらふら将軍と遊んでいた理由」とも繋がったので
監督頑張ったー!と(上から目線w)。

■原作との違いについて
妖刀からチップになってたのすごいびっくりしたんですけど、
パンフレットにも書いてあるように前回も妖刀だったから、
映画だけで見るとワンパターンに見えがちだし
ストーリーに変化をつける必要はあったかなとは思います。
後の「抜刀しようと格闘する土方さん」の意味合いはちょっと
変わってはしまいますし、「決着のつけ方」も「自分の中で一応ねじ伏せた」のと
「チップ壊した」だと違ってしまいますが、「実写続編」として成立させるためには
アリだったかなと思ってます。

銀時と万斉だけ別の場所になったのも、銀時側の見せ場を作るためだと
思うので映画としてはアリかなーと思います。
この2つは納得の改変。


■その他のキャラクター達
・もうお亮については皆言い尽くしてると思うので、改めて言うまでもないですが
イケメン!!!!完璧な「死んじまいな」ありがとうございます!!!!
しかも殺陣、やっぱりうまいっす!天は二物与えてますね!!!!
勘九郎さん、やっぱりあなたは局長です。最高です。
あなたがいてくれたから真選組のまとまり感が出たと思います。
Twitterで「正確な江戸っ子発音」というのを見て、2回目からそれを気にして聞いてた
のですが、確かにさ行とか、他の人と明らか違うんですよね。完璧な江戸人。リスペクト。
・菅田くんの新八も実は相当ハマリ役ですよね。
ツッコミが似合う似合う!そしてオタク討論会のシーンとかほんっと楽しそうw
・環奈ちゃんはもう言うことナス。千年の美少女を神楽に、と考えた人まじ天才。
ここまでやってくれる子とは!しかも、しゃくれがあるとわかったら1週間まじで
練習するという努力家なのもグッときちゃうよなぁ。
沖田との共闘もめっちゃかっこよくて、私、アクションシーンで一番好きなシーン
あげてと言われたら(いや鴨土方も超絶いいんだけど)ここの共闘シーン
あげちゃうかもというぐらい好きです。バディで戦うの大好きなので。
・窪田くん。発表された時は万斉意外だったんですが、ちゃんと万斉というか
むしろ凄く万斉でした!ほんと銀魂は皆ハマるなー。
で、アクション凄いんですね。アクション得意とは聞いたことあったんですが
ちゃんと見るの初めてで。いやー、よき!!!!
アクションできるってそれだけで3割増しになりますよね(何が?w
・旬時。なんかもうね、「すっごく力抜いてるのに、全員のど真ん中にいる」
っていう佇まいがもう銀さんっぽいんですよね。後、舞台挨拶とかで
ずらっと並んだ時になんだかんだ言って、一番体格がいいんですよ。
このど真ん中感もすごくいいなーと。
新八神楽をリアルに可愛がってるのも和む。
・高杉。御御足。

ほんと皆好き。


■気になったポイント
ここまで褒めまくったのでちょっと気になった面も。

ギャグのところは後ちょっとテンポよくしてもよかったかなーと思います。
さとじろさんのところとか、将軍の床屋の髪引っ張るところとか
ほんと後ちょっとなんですけど短くした方がキレのいい笑いになったかもと
思います。
同じくアクションシーンの銀さん万斉のバトルのところ。
キングスマンっぽくしたかったとのことで、それ自体は悪くなかったと
思うのですが(前半の狭い通路のところはかっこよかったし!)、
広場に出てからがちょっと長かったかなぁと。

このギャグとアクションの冗長した部分をうまくカットすれば…と思うと
完成披露でおぐりんが言ってた「2時間14分はちょっと長い。後ちょっとカットして
2時間にすればよかったのに」ってまさにビンゴな批評だったなとww

後、どうしても気になるのは土方に戻った後に「真選組を頼む」と言って
土下座するところ。原作の土方は万事屋に対して土下座は絶対しないと
思うんですよね。これは柳楽くんどうこうの話じゃなくて、演出の話なので
福田監督との解釈違いだと思いますが。
あと、多分現実問題として、土下座じゃなくてどう切迫感を出すのか
というのも生身の人間でやると難しいのかもですが。
原作土方さん好きとしては「土方として土下座はしないでー!」って
気になっちゃいます(;'∀')


…とまぁ、気になるところはあるものの、2次元でしかなかった動乱篇が
柳楽方さんと豪華俳優陣で堪能できたという時点で3億点なので。

あと、今回凄くリピーターが多い気がするのですが、かくいう私も見終わると
また観たくなって。
なんでかなぁと思ったんですが、前半ギャグで後半シリアスなので、
終わるとまたギャグパートに戻りたくなるのかなぁと。

いや違うか。

イケメンパラダイスに浸りたいだけか…!!!(ちょろい


長文の割にどうにもくだらないことばかり書いててすみません。
とりあえず言いたかったことは全部書いた!多分!!