柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

キノタヨ映画祭での独占インタビュー

1月7日の記事です。
時差1週間になった~(´▽`*)

志を同じくする人たちと三大映画祭へ 柳楽優弥は再び世界を狙う

僕の出演作としては過去に『すべては海になる』と『ディストラクション・ベイビーズ』がキノタヨ現代日本映画祭に招待されており、今作『ターコイズの空の下で』で3本目です。

え、え、えーーー!!すべ海が出品されていたの知らなかったアルヨ…。
当時は情報が少なかったから今より相当血眼になって情報拾ってたのに…
なんか悔しい…笑。

僕の場合はデビューが特殊で、まず14歳の時にカンヌで主演男優賞をもらいました。それは過去のものなんですけど、どうしても周囲はそこばかりに目が行ってしまうというか。その状況に対して、どうやって評価に伴う実力を付けられるか自分なりに考えてきました。主演男優賞みたいな賞を取ってしまうと、脇役ができないし、逆に役が制限されてしまうことも多かった。結果、厳しい時期も過ごしました。

そうなんですよね。ほんと「主役だけしかやれない」雰囲気から脱するのが
結構一つの山だった気がします。

世間から見たら大変そうに見える状況だったとしても、僕自身が充実していないかというと、それは誤解です。僕はそれなりにずっと生活を謳歌していましたし、決して悲観的ではなかった。

これ、嵐もよく言ってることなんですよね。
ブレイク以前をよく「不遇の時代」とかすごい不幸な感じで紹介されることが
あるけど、僕らは毎日楽しかった、仕事がないことへの不安は確かにあったけど
だからつらいとかではなかった、と。
後、人間って多分「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ようにできてると思うんですよね。
当時はそうは言ってももう少し鬱屈したものはあったと思うんですが、
振り返ると薄まっちゃうという。
…と嵐も柳楽くんも当時のインタビューを読んだ感触だとそう思います。
私もそうだし笑。
そして、それでいいと思うんです。
ずっとその頃の鬱屈した思いを鮮明に覚えてたらそれこそつらいw

20代は脇役としてチャレンジしてきました。そして20代の終わりで、再び主役を演じられる場所に戻ってこられました。『ターコイズの空の下で』や来夏公開の映画『HOUKUSAI』もそうです。今まで築き上げてきた経験を自分の引き出しにして、海外の舞台でしっかりと表現できる自信が付いてきました。次の10年は、より上のステージに行けるようにしたいです。

ほんとそう!
一旦脇役やったことで得たものは大きいと思うし、
今後もいい作品があれば脇役もどんどんやっていいと思うんですが、
主役を演じられる場所に戻ってこられたっていうのが大きい。
しかも今の柳楽くんなら自信をもってできると思う。
いい20代を過ごせたなぁと思います(*´ω`*)

日本より先にフランスで名前を呼ばれたので、今でも不思議な感覚が残っています。

確かに…。
本当に改めて凄いことだよなぁ…。

(三大映画祭)行きたいですね。じつは10代から虎視淡々と機会を伺っていました。しかし、20代前半ではそういうことを言っても、「なんか言ってるよ」と笑われてしまう状況でしたが、別にもう公言してもいいんじゃないかなと思います。共に似た志を持っている人がいたら、三大映画祭に向かって一緒に頑張りたいです。そして高めの目標を立てておけば、頑張るじゃないですか(笑)。慢心しないですし原動力になります。

うっうっ(´;ω;`)
柳楽くんが凄いなーと思うのは「有言実行」タイプなんですよね。
高め目標をとりあえず口に出して言う。
私は自信がなくて口に出せないタイプで達成してから「実は狙ってました」
とかいう姑息なタイプなのでw
本当有言実行タイプの人を尊敬します。

似た志を持っている人、きっとたくさんいるんじゃないかなー。

数カ月間留学したのは、仕事を言い訳にして勉強ができないという状況が嫌だったためです

これもかっこいい。
というか、私に刺さる。
仕事を言い訳にして勉強できないって思ってるタイプ…_(:3」∠)_

オファーをいただくのは「何かを抱えている青年」が多いですが、楽しい役が好きです。

だよね~。ほんと楽しい役みたい。
楽しい役と言っても、コメディではなく(コメディもいいんだけど)
んー、例えば「こんな夜更けにバナナかよ」の大泉洋さんの役って
難病役だけど超ポジティブで演じてて多分楽しい役だと思うんですよね。
あと、この間までやってた「グランメゾン東京」のキムタクの役みたいな
ある種のヒーローものみたいなのも絶対楽しい!
そういう広い意味での楽しい役やって欲しいです。

ソン・ガンホでしょうか。今年カンヌでパルムドールを獲った『パラサイト 半地下の家族』の演技なんか、すごくいいですよ。同じく彼が出演した『シークレット・サンシャイン』の時のインタビューで、彼が「演技はそれっぽくでいいんだ。みんな深刻に考え過ぎだ」みたいなことを言っていたことにも影響を受けています。彼の作品があると、つい見ちゃいますね。

はい、きましたー!
『パラサイト』観ましたよー!これは名作、良作!
ソン・ガンホさん、確かに柳楽くんと大きな意味で役者としての方向性が
似てるかもと思いました。
黙っていても語れる表情ができること、また「優しい人」にも「怖い人」にも
見えるところなど。

(いちごいちえ)本当にありがたいことです。僕、交流するの好きなんですよ。握手したりとか、いろんな声を直接聞ける状況が単純に好きです。僕が10代だった頃からのファンの方もいますし、最近だと「銀魂」だったり、テレビドラマを見て応援してくださる方もいます。ファンの方からは「会えて良かった」と言ってもらえるけど、僕こそ「会えて良かった」というのが本音です。だからこのイベントは特別ですし、僕の自信にもつながっています。

これは全ファンが泣くやつ…。
僕こそ「会えて良かった」というのが本音
はい、会ったことある方は100万回脳内リピート。
まだ柳楽くんに会ったことがないという方、こういう人なので
ぜひ行けるチャンスがあったら迷わず会いに行ってくださいませ!


時差なく書くと、色々余裕もってその時感じたこと書けるなー。
今年はなるべく溜めないようにしたい!