柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

ようやく観ました

はい、1日遅れで観れました。

うーん、上手く言葉にできないです…。
どん底時代の話が関わると頭からロジカルさがふっとんじゃうんですよね、未だに。
(普段からロジカルじゃないだろというツッコミはさておき)

私は、柳楽くんが「高倉健のようなスターになる」必要はないと思ってます。
スターって才能とか素質だけではなれなくて、時代が生むものだと思うので。
今、俳優界でのスターってなかなか難しい時代だと思いますし、
柳楽くんはスターとはまた違う方向なのかなという気がします。

ただ、この番組を通して伝えていた、「人を想う」とか人との交流など
高倉健さんの人としての暖かさはいっぱい刺激受けたと思うし、
それはそのまま自分のものにしてくれたら嬉しいなぁと思います。

どのお宅におじゃましても、普段のインタビューとは全然違って
大きな声で礼儀正しく挨拶していたり、
演技では当然はずしている結婚指輪がしっかりついてたり、
娘ちゃんと同い年くらいの女の子見てにっこにこしてたり、
少年とのバスケ本気でやってみたり、
高倉健さんを想って涙を流したり。
この番組でも柳楽くんが人を想うシーンが随所に見られたような気がします。

正直、案内役としては言葉数少なすぎると思うんです、客観的に見たら。
でも、だからこそ柳楽くんらしさも出ていたと思います。
で、そういう柳楽くんが好きだったりするし、
そういう、外に出る言葉数は少ないけど、内面ではガンガン反応している感じこそ
(ちらっと映る日記は結構色々書いてありましたよね)
高倉健さんに似ていると思うのです。

25歳、エンジンがかかりはじめたこのタイミングで
昭和を代表する俳優さんの足跡をたどれたのは幸せなことでした
知覧特攻平和会館に行けたことも感謝)。

NHKさん、こちらもありがとうございます。


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さて、ここから先はごくごく個人的なこの番組にまつわる感想というか
出来事というか…なので、私の話はどうでもいいという方はここまでで
大丈夫です。



正直書くかどうかもものすごーーーく悩みました。
でもここは柳楽くんの情報発信の場であると同時に
私個人の気持ちを書く場所でもあって、そう考えるとやっぱりこれは
記しておきたいなと思ったので、すみません、ちょっと個人日記入ります…。


12日の記事にも
「それにしてもこのタイミングで、NHK高倉健さんの番組を柳楽くんがやるって
個人的に実はものすごいシンクロすることがあって、本当にびっくりです。」
と書きました。
この時点ではこれ以上のことを書くつもりではなかったのですが、番組を見て
奇跡が起こっていたので、どうしても記したくなりました。

そもそも何がシンクロかというと。

私、今までは色々考えるところもあり、こんなに長年応援していながら
柳楽くんにプレゼントって贈ったことはなかったんです。
でも、今年は、前にもここで書きましたが、
節目の年ということもあったので、初めて誕生日プレゼントを贈りました。

それは革の台本カバーでした。
でも、台本カバーをあげると決めるまでも散々迷ったんです。
かえって重くなるだけかなとか、色々考えてしまって。
それが去年の秋のこと。
その時にたまたまNHKの「プロフェッショナル」で
高倉健さんドキュメンタリーをやっていたので観ていたら
その中で高倉健さんがものすごく使い込んでいる革の台本カバーを
使っているのが画面に映っていたんです。
それを見た瞬間に、迷いが飛んで、台本カバーに決定しました。

そうして贈ったのが、誕生日なので3月26日。
手紙も上記の経緯などを書きつつ送りました。

この番組のロケも3月。
まさか当時は、柳楽くんが高倉健さんの番組をやるなんて知らなかったので、
最初にこの番組を知った時点で相当びっくりしました。
多分、手紙を読んだ柳楽くんもびっくりしたと思います(笑)。

そして最後の1ピース。

おそらく最後のシーンは4月入ってから撮ったのだと思います。
57分。
楽屋で日記を書いているシーン。
私が贈った台本カバーが映っていました。
映った瞬間、息が止まるかと思いました。

高倉健さんのドキュメンタリーに映った台本カバーをみて決めた台本カバーが
今、柳楽くんを案内人にした高倉健さんのドキュメンタリーに映っている。

柳楽くんと、
高倉健さんと、
私の台本カバーが1つの輪のようにつながった気がして、
奇跡だと思いました。

こんなことが起こるなんて…。





そんな、お話でした。

こういう個人的なエピソードって、取る人によっては「自慢?」っていう人も
いるだろうなと思って、書くのをどうしようか迷ったんですが、
そういう物差しとは全く別の奇遇なお話として受け取っていただけたらと思います。