柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

容疑者Xの献身

柳楽くん記事じゃなくてごめんなさい。
久々に映画記事。

私は東野さんのファンなのでドラマも見ていたのですが、
私以上に珍しくダンナがこのドラマにハマりまして、
半ば強制的に初日に連れて行かれました。

ドラマはかなり原作よりテイストを変えていたので
それはそれでおもしろいと思いつつ、この映画はあのテイストでは
とてもできないし、どうなるんだろう…とちょっと不安だったのです。

が、素晴らしい出来でした。
原作を最大限リスペクトしつつ、原作にはないエンタテイメントらしさもあり
期待以上の満足感がありました。

あ、最初に言っておくと、私は世間一般並に福山さんズキです。
顔もよくて、歌も歌えて、背も高くて、声もよくて、トークもうまくて
テレビで見るたびに「できすぎだー!」とつぶやいてしまいます(笑)

それはスクリーンになっても同じで、もう佇まいからしてカッコイイんですよね。
ズルイくらいに。

が、それでも。
この映画は堤さんの映画だったなと思います。
素晴らしい。
ほんとに堤さんの演技は素晴らしい!!

原作読んでてオチもすべてわかっているのに、それでも堤さんの演技に
ひっぱられました。

で、映画にものすごく没頭してたんですが、それでも頭の片隅でちらっと思ったのは
柳楽くんもこの映画で言うなら福山さんよりも堤さん役ができる俳優さんになって
欲しいなぁということです。
(って言うと福山さんファンから反感買いそうですが、福山さん的なポジションには
どちらにしろなれないという意味も含めて言っていますので…)
うーん、つまり、なんだろ。
彼の場合、どうしても賞をとったことで主役ありきになっちゃってるんですが、
そういうスターっぽい役より味のある役の方が活きるような気がするんですよね。

いやー、それにしてもあの原作をよく映画の長さにちゃんとおさめて
かつオリジナルのエピソードも入れたなぁ。
脚本の福田さんはアタリハズレが結構激しい印象が自分の中にはあるんですが
これは間違いなくアタリですね。

で、帰ってきてテレビのエピソード0も観たのですが、
これもテレビシリーズの時より完成度高かったような気がします。
こちらはまだ原作を読んでいないのでそことの比較はできないのですが。
三浦くんは業界的に相当今一押しなんだろうなぁなんて思いつつ学生版も
見ていました。
でも、この時のエピソードとかもちゃんと映画につながってるのがうまい。


映画終わった後に、前に座っていた男子高校生3人組が
「でもさー、やっぱ福山かっこよくない?」
「めちゃめちゃかっこいいよな!」
と会話していたのが、ツボでした。
男子高校生の心も鷲掴みの福山さん(笑)

いやでもほんとかっこいいよ。
あのかっこよさはもったいないので、こういう映画にまでなる当たり役に
巡り合えて本当によかったなぁと思います。

もしかして、続編ある…のかなぁ。(長澤まさみちゃんの最後を見てちらっと思ってみました)