柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

旅のチカラ

ただいま!
帰ってきました。

帰ってきて、スーツケースの中身から洗濯物引っ張り出して
洗濯のスタートボタン押して…
その次にやったことが録画してあったコレをチェック!!でした。
(残りのお片付けはその後w)

うーん、そうだなぁ。
まだ私も考えがまとまってないんだけど、敢えてまとめず色々な思いをそのまま書きます。

-*-*-*-
「1日の大半を部屋で過ごして、話すのは『ごはんちょーだい』だけだった」引きこもり時代から
比べたら、本当に本当に強くなったなぁ、よくここまで戻ってこれたなぁ、彼の場合は本当に
若くして結婚したのが正解だったなぁ…という感慨深い思い。

一方で、前から気にはなっていたけど、やっぱりコミュニケーションにまだ臆病なところが
あるんだなぁ、という心配な気持ち。
(目を合わさないのは昔からだけど、シュガスパから顕著になったもんな…)

だけど、それをズバリ見抜いてくれたスクールの先生の慧眼と的確なアドバイスに感謝と感服。


-*-*-*-
すごく印象深かったのが、彼の言葉の中で「恥」というワードが出てきたこと。
多分まだどっか「イチから」と言いつつ、「こんなこともできない」と思われることが
恐いんだろうなと思う。
もちろん、人間だから、失敗するとわかってて飛び込むことって
なかなか難しいとも思うのだけれど。
そもそも、こんなこと偉そうに書いてる私こそ、ああいうところいったら
いの一番にぺしゃんこになるタイプなんだけど←おいおい

でも、まだ21歳だもん。本当、どんな失敗したってどんな恥かいたって大丈夫だよ。
これだけは10数年働いてきた私が断言できる。
むしろ、20代にどんどん失敗した方が後で活きるはずだから、
がんがん突き進んで欲しいな。

ただ、以前の彼だったらそこで心折れてただろうけど、
そうではなくて、「じゃあこのシーンだけでも英語は覚えて感情込められるところまで
もっていこう」って思えるところが強くなったよなぁ。
-*-*-*-

後、これは書こうかどうしようか迷ったけど、山田あかねさんがちゃんとそこにも
触れていた
ので、私も書くと、もうほんとよくも悪くも優弥くんはどこでもいつでも
優弥くんだよね(笑)

そもそも私が優弥くんに興味もったのが、あのカンヌ受賞関連での「タテマエ」とか「ギリ」とか
全く気にしない物言いだったりするので、いいところでもあるんだけど、
山田さんも書いてるように、このままだとこの先大変じゃないかな……と心配にもなります。

ぶっちゃけ21歳頃の若者だったら、NO1的な夢を見てる俳優やミュージシャンって他にもちょいちょい
いると思うけれど、それをカメラやマイク向けられて言うかって言ったら言わないよなーと。
自分の中で終わりにするかせいぜい呑み屋でしか語らないだろーと思う。
それ以外にもテレビ見てる人に「青い」とか「生意気」ととられてもしょうがないようなところが
あったけど、そういうところで「タテマエ」を使わないんだよね~。
コミュニケーションに臆するところもある一方で、こういう部分は取り繕おうとしない。
だから、尚更繊細な気がしてまた壊れてしまうのではと心配になってしまう。
そろそろTPOを考えてしゃべれた方がいいのでは…と親心全開になります(苦笑)

ただ、今回見てちゃんと「俳優」というものに向き合って、あのスクールに「またここへ着たい」と
思う優弥くんであれば大丈夫と思ってます。
(ちなみに今回はテレビ番組ありきだから通訳もちゃんと付いてて恵まれてる状況だったので、
次回もし自力でいったら、あれどころじゃない状況になると思いますが…)

私も個人的に常々「俳優って結局人間力」と思ってる方なので、今回のスクールの先生や生徒達の
意見はものすごく共感したのですが、それでも敢えて言うと「人間力」って後天的に学べるもの
なんですよね。努力でなんとかなるもの。
一方で、顔だち(特に主役級を張れる「顔」)って努力でなんとかするものじゃないので
(まー、お金である程度なんとかなりますが…)、そういう「顔」をもっていて、かつ「人間力」を努力して
身に着けた人が最後の最後にちょっとした「運」をもっていわゆる「スター」になると思うんですよね。

それで言うと、優弥くんは努力ではどうもできない部分はもう手にしてると思うんです。
だから後はひたすら努力して、俳優としての技量を身に着けながら、人間力を養えば
結果はちゃんとついてくるんじゃないかな。

という訳で、これからの長く緩やかな階段をファンとしてはじっくり付き合いたいと思います。



-*-*-*-
余談

ところで、スクール内容すごかったですね~。
向こうの演技論はすごいというのは常々聞いてはいましたが、なるほど、
演技と演出が直結してるんだなぁ…と感心しました。
日本でああいうところから教えてくれるところってあるんだろうか?
日本の俳優があそこ入ったらほとんどの人がダメ出しされちゃうんじゃないの?とビビったことは内緒です。