柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

監督インタビューやらマラケシュやら

LUMINO.jpという大阪のフリーペーパーの監督インタビューです。

映画「ゆるせない、逢いたい」金井純一監督インタビュー

約2週間という短期間で撮り終えられたそうですが、撮影はいかがでしたか。

柳楽くんが引っ張って、それに吉倉さんがついていくような感じでしたね。これは後から吉倉さんに聞いた話ですが、柳楽くんと2人乗りで自転車に乗っているシーンを、吉倉さんがモニターを確認した時、撮影中は背中しか見えない柳楽くんがすごく繊細な顔をしていて、それで自分も気持ちが入ったと言っていて。そんな思いを僕は全く知らなかったのですが(笑)、順撮りしながら確かに恋に落ちていく表情がすごくリアルに撮れていて、どうしてこんなうまく距離が近づいていくんだろうという疑問にも納得がいきました。

柳楽くんについてではないですが、なるほどと思ったのでちょっとピックアップ。

本作は、男女のラブストーリーの要素以外に、もうひとつ性犯罪の被害者となった娘と母親の話でもありますね。弁護士である母親によって事件は明るみにされ裁判が行われますが、それがかえってはつ実を傷つけてしまうという。

性被害では身内から傷つけられるということがあって、それはあからさまな場合もあるし、助けてくれようとして傷つけられたり、また放置されても傷つくし、とても難しいんです。本作の母親も娘を救おうと自分なりの正義で行動するんだけど、かえって本人を傷つけてしまう、その葛藤も描きたいと思って。味方であるのに敵になってしまう、でも一番抱きしめてあげられるのはやっぱり母親しかいないという存在にしたかったんです。

映画の中の話ではなく、この部分も実際に色々あるんですね…。
確かに母親の立場でこういう事件があったとしたら、どう関わればいいのか
非常に難しいと思います。
干渉しすぎてもいけないし、触れてはいけないと腫れ物のように触らなすぎてもいけない。
どうするのが正解なのかな…。

さて、監督と柳楽くんはただいまモンゴルでございます!
昨日の監督のtwitterには泊まっているホテルの写真もありましたが
豪華ーーー!
そして本日無事上映が終わり、大好評だった様子!
ラストシーンで既に拍手ってすごいですよね!
柳楽くんもいっぱいエネルギー受け取って帰国してくるんじゃないかと思います。
来年も楽しみ楽しみ^^