柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

大輔くんありがとう!横浜編完結

今日は全部大事なシーンなので、他の場面もざっと書き起こします。
----------------------------------------------------------------- 閉店中のマシェリシュシュで掃除をしている希のところに
常連さん達がきます。
あなた辞めちゃうんだって?
昨日閉店してたから理由を聞いたら、あなたが辞めるからシェフが怒っちゃったって
怒りますよね。まだまだのクセに、修行の途中で
一生懸命育ててたもんね、あなたのこと。
そのレキャトルサンク、あなたのオリジナルケーキだったんでしょ?
心配でしょうがなかったのよね~。はじめの頃そのケーキを買ってくると
必ず電話がかかってきて
そうそう!”うまかったか?どこか気になるところはあるか?”ってしつこくしつこく!
弟子としてどれだけ愛されていたか…改めて知る希。
回想シーンの大悟さんのレキャトルサンクのプライスカードを入れ替える時の表情が
優しすぎて、ここでもう涙腺崩壊。

その夜。
天中殺で希のお別れパーティが開かれます。
大悟以外の横浜メンバー勢揃い。
なごりおしいけど、きりないからこの辺で
と輪子が言うと、改めて皆が集まり、希は
本当に(ぐるっと見渡す)お世話になりました
と一礼。
このぐるっと見渡す一番最後が大輔くんで。
ここでももうなんかグッときてしまうのです。
と、そこへ陶子さんが!!!
ほんとなの?能登に帰るって
辞めないでしょうね?!
はい、辞めません
スーシェフは私が責任もって紹介する
と、真面目に話をしているところに弥生が乱入するも最後は号泣、
美南も抱き着いて泣き出します。
そこへ陳さんが
大丈夫。世界は1つだよ。私の奥さんと娘たち、中国にいる。
でも寂しくない。私、家族、愛情比べたら世界の方が小さい。
だから離れても大丈夫
と言い涙をぐっとこらえる表情(涙)、輪子さんも
うん、大丈夫。希ちゃんの未来を占おうと思ったけど、やめた。
あなたはきっと自分でどんどん変えていく人だから
と、はなむけの言葉を言った後に涙ぐみます(ううう)。
元気でね。頑張って」とエールを送る輪子に
押忍!」と返す希。
インサートされる大輔の表情がまた素敵で。

その後の希の部屋。
大分片付いています。一緒に片づけていた高志に
うち、高志のおかげでここに来られてんね。
ありがとえ。一緒におってくれて、心強かったわ
とお礼を伝えると、高志も
それは…おれも。希からいつも音楽もろとったさけ
と言葉で伝えます。

と、そこへドアが開き「まれちゃん。準備できた?」と
大輔が顔を出します。
バンドの練習があるからと気を利かせて部屋を出る高志。
二人きりになって、大輔はソファーに座ると
あーあ、ほんとに帰っちゃうんだ
敢えてのすねらせた感じ^^
うん、しばらくは塗師やの女房になるよ
だから俺にすればよかったのに。俺ならむしろ専業主夫になって
フランスについてっちゃうよ!
(だーーよーーねーー!と大きく賛同するテレビ前の大輔派一同)
希は写真立てに入った横浜の皆と撮った写真を眺めます。
故郷って、産まれた場所じゃないんだね
ん?
能登も、横浜も大事な人たちに出会えた場所が故郷なのかもしれないね
…また会おうね。
君が来てくれて、うちの家族変わったよ。クリスマスもしたことなかったぐらいだからさ、
ちゃんとお互いの気持ち言い合ったこともなかったけど、なんかほどけてきた。
感謝してると思うよ、おふくろも美南も…おやじも
シェフは最後裏切っちゃったから
あんな風にしか気持ち表せないんだよね。…でも、あの人が一番希ちゃんのこと
考えてるよ。怒ってるんじゃなくて、泣きたいんだよ、あの人は
何より父親との関係が”ほどけてきた”大輔は、初めて父親を肯定して代弁します。
この言葉を聞いて飛び出す希。
もう一度ロールケーキを作り、マシェリシュシュにいるはずの大悟の元へ駆けつけます。
…が、いない。
…と思ったら厨房の下に隠れてたwww
シェフかわいすぎて泣くよ…。
希が
私、絶対にもう一度パティシエになります
と言って渡すと、大悟は一口味見をし、
何度も小さく頷き、笑顔さえ出そうなのに、それを飲み込んで
不味い
と、一言いいます。
そして、その後ナイフを取り出して
もってけ
と渡します。
これはいつもシェフが
お前がもってろ。これでいつか世界一のケーキを創れ。
おれが食いに行ってやる
と。
ありがとうございました!
一礼をする希。
その後希は旅立ちます。

一人厨房に残る大悟。

そこへ大輔が「おやじのケーキでも食べようかなー、久しぶりに」と
顔を出します。慌てて背を向けて作業を始める大悟。
でもきっと大輔は、ここで希とどんな会話があったのかあらかた想像ついてる^^
そのうえで、わざわざお店まで顔を出したのよね。
お前にわかるのか、俺様のケーキが
いつものそっけないセリフですが、ちょっとだけ言い方が優しい。
どうだろ
この大輔の返しは明らかに今までと違って、ちゃんと裏側にある気持ちも受け止めたもの。
そして改めて近寄って
作ってくれますか?
と。振り向いて照れ笑いをしながら
…たく(笑)
という大悟。
そばに座って笑って待つ大輔は、やっぱり「お父さんの子供」の顔で。
昨日と違うのは「お父さんに向ける笑顔」だったこと。
池畑家の最後のピースがハマった瞬間でした。

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こうして横浜編は完結となりました。
思ったより尺は短かったけれど、きちんと大悟と大輔のことを扱ってくれたので
納得できる最後でした。

正直、色々思うところもあったけど、でもやっぱり横浜編の皆が好きで、
何より最後の最後まで大輔さんが本当にかっこよくて、すごく頼りになって
冷静なのに、根っこのところで弱さも抱えている大輔さんが大好きで。

朝ドラを観続ける、ということ自体が初めての体験だったのですが、
毎日15分観続けることで、こんなにもキャラクターに愛着が湧くんだなぁ…と
実感しました。

虚構の話とわかっているのに、横浜に行ったら皆に会えそうな気もするし、
大輔くんも普通に暮らしていそうな気さえする。
朝ドラ効果の凄さをようやく知りました。
と、同時に改めて柳楽くんの「役を生きる」演技がその効果を倍増させている
ことも知ることができました。

なんだかんだ言って朝ドラすごいです。

そして何より、この作品によって、「今の柳楽くん」をたくさんの人が
知ってくれて、評価してくれたことは本当に大きな転機になったと思います。

だから、改めて。

スタッフの皆様、「まれ」の大輔くんに柳楽くんを起用してくれて、ありがとうございました!
最後まで大輔くんをかっこよく描いてくれてありがとうございました!

でも毎回思うのです。
ここが終わりじゃなくて、ここがスタートだと。
柳楽くんが次のステージにいくのを見守っていきたいし、
「まれ」をきっかけに柳楽くんに関心をもった人も「次の柳楽くん」を
ぜひ観て欲しいです。


(ひょっこりこの後も出てきたら、それはそれでご褒美ということで^^スピンオフもねw)