2回目は川崎チネチッタです。(優弥くん達は新宿で挨拶してからきたので3回目。この新宿がWS用でした)
結局、コンビニでパン1個だけ買って会場で口に詰め込み、2回目開始。
「前半は観てる」「薬が効いてきて眠い」「また酔ったらシャレにならない」ということで
前半は寝てました。私が退場したシーンになったら、イチコさんがトントンしてくれて
「ここから観てないと思いますよ」と教えてくれました。
ありがとうございます。
で、後半もあまり真剣に観ると気持ち悪くなるかもと思って、話が追える程度に観るようにしてました。
なので、映画そのものの感想ですが、なんとも言えません。
1つは、今書いたように分断&朦朧として観たのもそうですが、
もう1つ、「ホラーをまともに観たのが人生で初めて」というのもあります。
なにをもって「このホラーはいい」「悪い」という評価がされるのかわからないんです。
おそらく恐ければ恐いほどいいんでしょうが、私としては恐くない方がいいので(爆)
なので、映画批評は書けないです。
ただ言えるのは、3Dと言われているし、もちろんそれを意識した演出やカメラワークはあるのですが、
これが2Dになっても、映画そのものの価値はそんなに変わらないんじゃないかなと。
他の「これでもか」と飛び出させる3D映画って、2Dでみたら(つまり、何も飛び出してこなかったら)
「で?」ってなりそうなので。
その意味では一歩進化したんじゃないかなぁと思います。
それと、監督がパンフで「敢えてラストはどうとでも捉えられるようにして、観客に委ねた」と言ってましたが、
そういうラストを受け入れられるかどうかで評価は大きく分かれるかなぁと思います。
私は昔はそういうのが嫌いだったんですけど、色んな映画観る中でありかなと思うようになったので
そこまで気にならなかったです。
さてさて、2回目は映画終了後の挨拶ということで、ネタバレもしつつのものでした。
が、ここでも私はちょっと朦朧としていたので、あまり覚えてません、すみません。
最初の挨拶は1回目とほとんど同じ!「以上です」も含めて(笑)
で、ここからなぜか監督を始めとしてやたらに「前田さんご結婚おめでとうございます!」と声をかけるのが
お約束になってました。(どうやら記事を読むと新宿で花束贈呈があったからなんですね!)
司会者さんからは「本日3回目の挨拶なので、ちょっと質問を変えたいと思います」ということで、
出演者は監督の印象を、監督は各々の出演者の印象を答えることに。(司会者さん、ありがとう!)
最初が愛ちゃんからだったのですが、これが監督の印象が散々で。
普通はアゲアゲにすると思うのですが「時々すごいキツイことを言われてどうしようかと思った」と。
「精神的に普通の時はいいんですが、人って波があるじゃないですか。その下の時に言われると
ガーンとなって。変わった人という印象です」と。
これいは監督が謝ってました。
で、次が勝地くんだったのですが、ここでも「さっき愛ちゃんが言ったように時々冗談か本気かわからないような
ことを言われたので、それはやめてほしかった」とクレームが。再び謝る監督。
勝地くんの場合はちゃんと最後は「でも演出は『恐怖の演出はおれに任せれば大丈夫だから』と言い切って
くださったので信頼させていただきました」とアゲてました。
最年少水野さんがここでもまた一番大人な回答を。監督を下げることなく「そんなに演技経験がないので
色々不安な部分もありましたが、色々相談にのってくれたりして、(16歳の)自分にちゃんと向き合って
お話してくださったのでやりやすかったです。感謝しています」と。(素晴らしい!!)
監督もそんな水野さんに「(撮影中も)ボクより大人。ボクがもっと大人にならなければと思いました」と言ってました。
蓮佛さんは「(待ち時間に)寝ていたら写真を撮られました。消してくださいって言っておいたのに、
この間大阪に宣伝で行った時の新幹線で『ほら』と言って見せられたのが、その時の写真を大きく
プリントアウトしたものでした。やめてほしいです」とまたまた下げコメント(笑)
と、さらに愛ちゃんまで「私も(デスマスク用に)石膏で顔をとられたのですが、そんなのまで写真に
撮られました」と。
そんな下地があっての優弥くんの出番だったので、冒頭は
「ボクはそういう被害にはあってないです。
(監督から「怒るもん」とかのツッコミか何かあって)ボクはわがままなんで(笑)。
でも、さっき言ってましたけど、時々恐いこと言うんすよ。
(と、ここら辺で観客と言うより愛ちゃんら辺に向かって話しだす)
撮影中に、ボクはまだ出番じゃなかったんで、入り前だったからいいやと思って隅っこで寝てたんすよ。
そしたらいきなりやってきて『(ドスの効いた声で)てめぇ!このやろう!!』って言われたんですよ。
すっげぇ恐くて。どうしようと思って、前田さん…愛さんに『(小声で)愛さん、愛さん』
『(引き続き小声)今あそこですっげぇ声で怒られたんですけど、どうしよう。あれ本気ですかね?』って聞いたら
『冗談だよ!』って言われて…。あーオレすっげぇ枝みたいなハートだなって思いました。(会場爆笑)
ポキッて折れましたもん。よえぇなって思いました」
と。
もう、「枝見たいなハート」って!パキパキだね(笑)
ここの小芝居は超かわいかったです!小声での「愛さん、愛さん」がかわいかったーー!!
この日一番のツボでした。
本人も楽しそうに話してたし。
で、どこかのタイミングで思い出したように「あ、愛さん、結婚おめでとうございます!」って言って
監督とかに「言うの忘れてただろ」と突っ込まれてました(笑)
監督の優弥くんへのコメントは「ボクは無理しない演技をする人がスキなので、ケンはごく普通の
青年だからそういう人にお願いしたいなと思って。彼の作品を全部ではないんですが、いくつか観て
柳楽くんはボクの作品観てないらしいですけど(と、優弥くんが「え、監督もボクの観てないですよね?」
と聞いたら「何本か観てるよ」「まじっすか」と。そうだよね~。やっぱり一本も観てないなんて変だと思った)
それで柳楽くんにお願いして、これまたばっちりでした」とのこと。
で、「では、最後は柳楽さんから挨拶を」と言われ。またもや優弥くん「柳楽さんですか?」と。
もしやそれはお約束ギャグなのか?(爆)
そして、ここまで皆気づいていながらも触れてなかったことにズバリと触れ
「会場の上の方がまだちょっと空いてるのが悔しいので、みんなで宣伝していっぱいにしましょう!
ボクたちも宣伝するんで。宣伝がんばるので」と。
そーーーなんですよ。
1回目はほぼ満員だったんですが、この会場は上4列ぐらいが空いた状態で。
私もぎりぎりまで気になって気になって何度も後ろ振り返っちゃいましたもん。
さて、私は気付かなかったのですが、こちらのブログ記事を読ませていただいたら
最後きちんと一礼して退場したようです。
すごい!
私、このブログにも書いたような気がしたんですが、今検索したら引っかからなかったので、
書くのやめたのかな。えっと、「包帯クラブ」の舞台挨拶の時、田中圭くんが最後キチンとお辞儀してから
ハケたのがすごい印象的だったんですね。対して、優弥くんはいっぱいいっぱいで「終わった終わったー!」
と出ていくことだけしか考えてなかった感じだったので、その辺でまだまだ人生経験値が違うなーと
思ってたのでした。
なのに、今回そこがクリアされてたなんて!!
体調万全だったら、そこまで観察できてたのになぁ。がくり。
その後は同じ川崎の「川崎シネマズ」に移動して私たち的3回目、彼ら的には4回目の挨拶。
司会者が冒頭「みなさま、こんにちは!」と言ったら、後ろの方からかわいい子供の声で「こんにちは」と返しが!
そしたら、これもう絶対優弥くんの声だと思うんですけど、まだ登場してないのにマイク通した声だけで
「こんにちは」と(笑)
その後も司会者挨拶のあとに「フゥッ!」とかけ声かけたりノリノリでやんす。
久々の舞台挨拶も4回目となって、大分リラックスしてきたのかな。
冒頭の挨拶は「柳楽優弥です。こんにちは。」のあとはこれまた今までとほとんど同じ!
もちろん「以上です」つき。
そして、その後はまた質問を変えてくれてました!今回は「自分のここを観て欲しいというポイントを
教えてください」というもの。
優弥くんは2番目に振られます。
「お気にいに(噛む)…噛みました。お気に入りのシーンは……あの、全部なんですけど(出た!十八番!)
あのふっくらしてるんで(会場笑)、あの役作りをしたんだなって思って、……大目に?観てもらえたらと。
観てください。(その後も「時間があまりなくて調整が間に合わなくて」というようなことを独り言のように
言ってたような。ま、その辺は大人の事情的なこともあって言えないだろうしね)」
司会者が「でもよかったですよ」的なフォローを入れると「まじっすか。超うれしいっす」
で、そこから悲鳴演技の話になって、「ボク、ケンっていう名前の役なんすけど、『ケン悲鳴をあげる、
ケン悲鳴をあげる、ケン悲鳴をあげる』って台本にいっぱい書いてあって、あの悲鳴をあげる芝居なんて
いつもあんましないから、超大変だったんですね。それで監督に
『(相談風に)監督、ちょっとここは震えた感じでどうっすかね?』って言ったら
『(声を張って即答キッパリ風に)いや、ここは悲鳴あげてこう!!』ってなって
『ちょっとここ泣いてもらえるかな』ってなって、超やべぇ、カウンターくらっちったと思って
逆にKO食らうとこだったんすけど、なんとかかわして、あ、耐えて、泣きながら悲鳴あげて
って、それ観て欲しいっすね。」
で、その後なぜかまたふっくら話に戻り、「ふっくらは気にしないでください」みたいなことを言っていたような。
柳楽ワールド炸裂だったので、その次に振られた勝地くんは
「柳楽くんの後、やりずれぇなあ」とぼやいてました(笑)
で、一通り話終わった後に司会者が「最後に柳楽さんに」と振ったら、また
「ぼくですか?」みたいなボケを入れつつ
「4回目ですよね。そろそろビシッと決めないと」と自らハードル上げ(笑)
「じゃ、ビシッと。(いきなり詰まる)…いやホントに。あの、3Dって…出てくるじゃないですか。
あれがすごい…だからもう、『これ触れるんじゃないの?』って思う、…だから、もう…(会場がだんだん笑いに)
すごいんですよ。おれ観た時は42インチのテレビで観たんですけど、この(会場の)大きさはうらやましい…
って、うらやましがってどうするんだってことで。最後なんでビシッと決めたいと思います。
最後…あの…すごい臨場感たっぷりで、あの映画ん中に入っていけたような気分になれます。
あの『(ちょっと女の子っぽく?)私もこの映画の一員なんじゃないかな』って思えるような瞬間がきっとあると
思います。スト-リーもおもしろいですし、ぜひ楽しんでいってください。……あの、ふっくらはそんなに
気にせずに!(会場笑)そこはあんま笑わないでください。」監督から「逆効果なんじゃないの?言えば言うほど
気になるんじゃ」ともっともな突っ込みが。だけど、優弥くんはさらに
「しょっぱな出た瞬間、軽く笑うとか絶対やめてください」と念押し。ますます逆効果ーーー(大笑い)
最後には「すごいカッコイイ映画なんで楽しんでください」と無理やり戻してました。
以上です。長くてダラダラとすみません!
ビシッと決めます、の後の一生懸命ビシッと決めようとするんだけど空回る感じがかわいかったぁ。
ふっくらふっくら言えば言うほどドツボにハマる感じも会場全体がなごんでました。
あ、それについて触れるの忘れてましたが、映画の中の優弥くんは本当にふっくらです。
髪型がまた、その体型の時にその髪型かーという感じだったので。
ものすごくぶっちゃけて言えば「スマートな優弥くんに飛び出てきてほしかった」です(爆)
まーでもホラー映画なんて、ヘタに大人になっちゃったら出づらい分野かなと思うので、
今回やっておいてよかったんじゃないかなぁと思います。
でも、これまたぶっちゃけますが、ホラーは優弥くんの演技に合わないです。
だって、優弥くんの良さは監督言うように「無理しない」ことにあるんだもん。
でもどうやったってホラーは無理しちゃうもん。超非現実的な世界な訳だし。
だからかな。役に入り込む度合いも包帯クラブの時よりちょっと弱い気がした。
まぁ、確かにキャラ設定よりもひたすら驚いたり驚愕したりの時間がほとんどだから難しいよなぁ。
監督は「無理しない人がいいと思った」と言っていたけど、いやいやそれは違うんじゃないかと
思った次第です。
(そもそもその監督の発言もどこまで本当かわからないですしね。監督じゃなくプロデューサーが
決めたのかもしれないし)
という訳で、久々辛口復活です。
でもね。
それはあくまでも「今の優弥くんに期待すること」と比べてのこと。
シュガスパ以前とは違って、明らかに私の中のハードル自体をあげてるんです。
何より、この作品に出なかったら、今年も何もないまま終わるところだったので、
とにかくどんな作品でも数をこなして欲しいと思っている今、チャレンジすること自体は大歓迎なんです。
チャレンジした結果が失敗でも絶対絶対その経験は無駄にならないと思うので。
次回作の「すべては海になる」はそういう意味では、優弥くんの得意分野だと思うので期待しています。