柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

第49回本能寺が変(龍雲丸視点感想)

待ちに待っていた龍雲丸再登場回~!!

クレジットも久しぶり。しかも2番目。ふおー!

いよいよ光秀謀反の時。
三河に逃げ戻る手筈を依頼される直虎。
まずは京の茶屋四郎次郎と会ってほしいと万千代に頼まれます。

もう「堺」って言葉が出るだけで、鼻息荒くなった私w

さっそく京へ向かい、茶屋四郎次郎に逃げ道を相談すると
陸路と海路の2つがあると言われ、海路の方は気賀の衆がいるので
自分で当たってみると言う直虎。

やってきましたよー!堺!!
きたよーー!龍雲丸ー!
新しいお衣装で!ボルトガル語話してるぅ!
ひゃー!デキる男度があがってるぅ!

が、直虎はまだ龍雲丸には会っておらず、まずは中村屋に会って相談を。
日本の船だと立ち寄りが多いことを知り、一直線に移動できる南蛮の船を
借りる手を考えると言う直虎に「では頭に相談」と言う中村屋

子供にポルトガル語を教えている龍雲丸。
私も龍雲丸先生に学びたい…!そしたら全力で覚える…!!
ここから「とわ」との再会の龍雲丸の表情がほんと最高で。
まさかという思いと、嬉しさと、愛しさと。
いつも生命力溢れる龍雲丸が囁くように呼ぶ「とわ」。

あーーーー、柳楽くんの演技本当たまらない。
ゴリゴリ押さない。その人の気持ちになるからこその自然なトーン。

「会いに来てくれたのか」も愛が溢れちゃってるよね。
だ・け・ど。
「うむ。頭!急ぎ頼みがある」
と、ラブビームも出すことなく、感慨にふけることもなく
いきなり本題に入る直虎さん…。ズコー!
龍雲丸の心の中でも小さい龍雲丸が全力でズコー!ってしてるに違いないww
「頼み??」ってハテナが100個ぐらいついてる表情w

ここから二人トークになるけど、もうずっと拗ねてるww
でも気づかない直虎さんww
それをじっと後ろで聞いてる中村屋ww
でも南蛮男性のお相手を「よいぞ」と言った途端に「え?」っていう顔がもういきなり
心配100%の顔になってるのがかわいくて仕方がない(*´ω`*)
「いいのか?」って自分から振った話なのにww
「すぐに進めるからな!」「覚悟しとけよ!」って激おこ龍雲丸。
私が中村屋だったらすぐに直虎に「あれはね…」って状況説明するんだけどなーw

その一方で光秀が予定外の行動をすることになり、家康一行は
このまま光秀についていくかどうか協議を始める。
光秀がいなくなって、直接配膳する信長様、
「もてなしに付きおうていただきたい」…って圧がすごいww

直虎はとうとう南蛮の方にいたされそうに…。
ってところで、シュッという音と共に倒れる南蛮の方。
首には吹き矢!
龍雲丸の特技がここで生きたーーーー!(森下先生の得意のロング伏線
そして、懐かしのアンニョセーラBGM!
「これでまぁ目が覚めた時にはなんにも覚えちゃいねぇ。
もう、ようございますよ」
って窓から声かける龍雲丸、ただのかっこいいヒーローですが、
これ大河ですか?!?!?!
「後は、話をまとめておきますゆえ」と言いつつ、その場にあった酒を
飲もうとしたところ、直虎にはたき落とされ
「…盛ってたのか」と驚く龍雲丸。
「うむ。ひょっとしたら頭は来てくれぬと思うての」
「…ひょっとしたら来ぬ?」(逆じゃないのか、と思ったんだろうなw)
「頭は必ず来てくれると思うとった。が、念のため己でもな。
少し怒ってるようでもあったし…」
ここで大きくため息をつく間もすごくいい。
「……勝てねぇ」
いやほんと勝てないよね~。
いじわるから南蛮の男に同伴させてしまうも
めっちゃ気になって、吹き矢準備してハラハラしながら見守っていただろうに、
それはもう直虎の中では前提になってたんだもん。
しかもニコニコしながら「必ず来てくれると思うとった」とか純粋に
言われちゃうんだもん。
拗ねて怒った意味ゼーローw

ここで多分、龍雲丸は気持ち切り替えたんだろうね。
もう「とわ」ではなく「尼小僧様」に戻そうと。
名前をもらう前の関係に戻そうと。

そして「一体何を怒っておるのか」と未だにわかってない直虎さん最強…。
「9年ぶりでごぜえますよ」
「そんなになるか」(あんなにBBAになること気にしてたおとわがーー!)
「それを挨拶一つなく、急に頼みがあるって」ぷんぷん丸。
「あ、挨拶もしておらなんだか。すまぬ。頭がいっぱいで礼を欠いてしまったな」
いや礼じゃなくて情が欲しかったのよーーー!!
涙の再会とかハグとかさーーー!!
「(溜息)はぁ…。もうええでさ!」
「や、しかし、すごい恰好じゃの」
「日の本、南蛮、唐、天竺、ジャガタラ、そしてこいつぁ崑崙」
「どこの国の者かわからぬではないか」と言いつつ相変わらず自由な龍雲丸に
嬉しそうな直虎。
「それがいいかと」
「船に乗っておるものとばかり思うておったが、通詞をして稼いでおったのじゃの」
「堺では言葉ができるやつは重宝されるし、食いっぱぐれない。
なんぼでも銭は舞い込んでくるし、誰でも、子供でもすぐに始めることができる。
かように美味い商いはない」
「色々考えるのう」
「尼小僧様はまたなんだってこんな物騒な話に首突っ込んでるんでさぁ」
「我は今、戦をなくす戦をしておるのじゃ」
「おほ?」
「息子が徳川様のおそばに仕えておっての。なかなか覚えもめでたいようで。
ひとつ、徳川殿に戦のない世を目指していただこうかと思うてな」
「相変わらず、いかれておるのぅー!」
直虎が自由な龍雲丸を嬉しそうに見るのと同じく
龍雲丸は直虎がまだ「戦のない世」を本気で目指しているのが嬉しくて
しょうがないんだろう。そういうお互いポジティブにリスペクトをするのが
この2人が見ていて気持ちいい理由なんだろうなー。
「んじゃ、おれも前向きに手伝うしかねぇでさぁね」
「おー!ありがたい!手伝おうてくれるのか!」
「えぇ、戦がのうなったら、あんたも堺に来てくれることですし。ね。」
これね、多分この時点ではもういじわるというかネタとして
言ってる気がするんですよねw言い方もちょっと挑発気味だしw
「われが、堺に…」
「まさか忘れました?」いぢわるww
はい、回想バーーン!!!
「は!」
この合間の表情も絶妙~。
「思い出しましたね」
「いや、まぁその…面目ない」
「まぁ…思い出す暇もないほど、日々が満ち足りていたってことでさぁね」
「そういうことにしておきやしょう」
ちょっと龍雲丸いい男すぎやしませんか…?
ずっと思い続けていた女にこんな態度とられて、とっさにここまで
寛容に対応するって…!!!
「かたじけない」
いやまじで直虎さん、そのセリフは龍雲丸だけじゃなく、
おそらくこの9年間龍雲丸に言い寄ってはすげなく断られたであろう女たちにも
かけてあげてくださいまし…!きっといっぱいいる…!

と、龍とわでヒーヒー!してる中、家康達の状況も混乱を極める事態に。
一応このまま京へ行って織田にやられてはかなわんと、三河に戻ろうという話になる。

龍とわの方では、船の準備をしている龍雲丸のところに再びくる直虎。
「終わったか、頭」
「なんだ。寝て待っておってよかったのに」
「眠れる訳もあるまい」
はーん、もっと語らってもいいのよ!
っていうか、この後語らったことにしよう、そうしよう(妄想ブースター発動)

で、ここで挟まる信長様のシーンですよ。
普通に家康のことを思って茶器を選んでる…!!
ただのいい人!!!

ほんと今回ことごとく「通説」のキャラと変えてきてるのがすごい。
からの、光秀が「敵な本能寺にあり!」と奇襲決行へ行く流れね。
もう信長様不憫すぎる。

白々としてくる空の下、直虎、龍雲丸、方久が。
「明けちまったか」
(ここの龍雲丸も無駄に男前でやばいっす)
そこへ之の字が家康一行が京に向かうという報告が。
家康いわく、実は織田様は殺すつもりは元よりなく、自分らが光秀にそそのかされた
だけではないか、と。
家康さまー!あってます、それあってますよ!

が、その報告を聞いた直虎は顔をしかめながら
「方久。手持ちの銭はいくらある?」
と問いかけるや「後で万千代からむしりとって返してやる」と言いつつ、
無理矢理方久の懐から銭の袋を取り出すw
「何をおっぱじめるつもりでごぜえやすか?」と驚く龍雲丸。
「頭、この銭で人を頼み、一芝居打ってほしいのじゃ」
「芝居?」
「徳川が招きに応じようとするのは、誘いを断れば後々咎めたてされるからじゃ。
ならば徳川が戻らざるをえぬようにしてしまえばよい」
「俺に何をしろと」

ということで、京に向かう家康+穴山一行。
…の近くに倒れ込む人たち。
先頭龍雲丸w
様子を見に行くと近くに来る万千代。
ぬおー、この作品では菅田くんとの同じシーンないかと思ったけど
あったー!
「む、謀反が。京で」はい、棒芝居しばしはいりまーすw
「京で謀反?!誠か?!」
「ええ、のう」「おとろしくて逃げ出してきました!」
「そなた…どこぞで会うたことはないか?」
ぎゃー!まさかの万千代の記憶力ー!
動揺する龍雲丸w
が、「いかなることじゃ、誰が誰に!」と話しかけられなんとか体制立て直し。
「よくはわかりませぬが…」
と話しているところに、常慶がやってきて「光秀謀反」の報をもたらします。
本能寺の変が1シーンもなくオワタ。
「誠になったか…」と小さくつぶやく龍雲丸。
続けて京で戦が始まったということも告げられ、
「よし、では殿、逃げまするか」と満を持してw逃げようとしたところ
穴山に謀反が起こるのを知っていたような口ぶりを指摘され
ピキーーーン!と緊張が走る。
そこへまたもや一芝居打つ龍雲丸。
「徳川様はこの後京に上られるのでございますか?
徳川様は敵討ちに上られるのでございましょう!」
(龍雲丸のアドリブ力!)(っていうか、目!目!落ちる!w)
次々とのっかる演技達者な皆様による華麗なる棒演技www
これ絶対みんな楽しかったと思うw
「手勢が少ない」「お考え直しを」と突っ込むと「では腹を切る」とか
言い出す家康様www茶番がひどいww
「織田様のことを思うなら急いで浜松に戻ってただちに兵を揃えて参戦
いたしましょう!それこそが織田様に報いることかと!」
はい、ようやく逃げ帰る流れまでもっていけたー!劇団家康ご一行様!
「参陣いたしましょうー!」「おー!」
すごい棒ww

そして、おじゃま虫穴山が見当たらないと思ったら、
まさかの本多が「穴山を案内していたら先に立たれるというので
野武士に襲われたりせねばよいのですが…(にやにや)」という
落ちが。本多恐い(;゚Д゚)

しかも岡崎城に戻っていた一行はその穴山領を世話をすることで
織田と明智どっちが勝とうとどうとでもなる立場を確保。
ナイスというか、腹黒いというかw

直虎はと言えば、まだ龍雲丸と一緒にいたー♡
「まだおるのか」
「うむ。少し謀反の成り行きを見守ってから戻ろうと思うての」
「まだ何かあるのか」
「成り行きによっては先を講じねばならぬと思うての」
そこに映るは明智の子、自然くん。

で、来週の最終回へ…!!

最終回1つ手前にもう1回龍雲丸出してくれただけでありがとうの気持ち
なのですが、新しい衣装かっこいいし、髪型もいいし、なんかもう
全体的に男前度があがってるのでひれ伏すしかありません……!!
できれば、もう一度ラブラブなところも観たかったとは思いますが、
実際映像で見ると、直虎にはやっぱりこの感じがあってるのかもなーとも
思ったので(と思わせてくれるぐらいキュートに直虎をコウちゃんが
演じてくれたので)納得でした。

最終回も龍雲丸出るので高まりますね…!
でも一方でもう最終回?!っていう気もします。
見始める時は「1年は長いなー。脱落せずに観れるかなー」と思ってましたが
あっという間!
なんだか後もうちょっとじっくりやって欲しかったと思うぐらいです。

とりあえず、龍雲丸を最後まで見届けなければ…!