柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

6月上旬インタビュー・ツイートまとめその1

6月公開前までのインタビューなどです。
まとめてですみません!

6月5日のツイート。

うおーん!これメイキングに入らないかなー!!

ここから記事を。
まずはやはりこちらから!
『泣くな赤鬼』柳楽優弥×兼重淳監督インタビュー|俳優・柳楽優弥の魅力「“役を深くする人”」
兼重監督:すごく真摯で、作品に真面目な方だと感じました。外見だけでなく、内面も含めて“役を深くする人”だと僕は思いました。
(略)
──柳楽さんがもともと持っている魅力を役に反映しつつ、という感じだったのでしょうか。

兼重監督:そうですね。大人になってからのことは特に書いていないんですよ。今回はその部分を足して、柳楽さんだったらやってもらえるかなと思って描きました。自暴自棄になってお母さんにあたるところとか、評判もすごく良いので、やっぱりあのシーンは「柳楽さんならではだな」と思っているんです。「あのワンカットは震えました」という男の人がすごく多くて。他の人でやったらああはならないし、柳楽さんだからこそだったと思います。
柳楽:あのシーン観るのすごく恥ずかしいんですよ(笑)。あのセリフの感じが。
兼重監督:あのシーンは柳楽さんがクランクインの日で、柳楽さんを初めて撮ったカットだったんです。あそこから入るって有り得ないですよね(笑)。

初めて知ることが色々!
確かにあの母親にあたるシーンよかったですよね~。
でも本人恥ずかしいんだ。リアルなところから持ってきてる言い回しなんだね(*´ω`*)

兼重監督:あと、柳楽さんでいうと、録音の大竹修二さんがいてくださったのが大きかったかなって。
柳楽:映画『誰も知らない』(2004年公開/柳楽優弥は第57回カンヌ国際映画祭にて最優秀主演男優賞を受賞)の時、大竹さんが録音助手だったんです!
兼重監督:今回、録音技師として入ってくださって。
柳楽:「柳楽は緊張するとセリフが早くなるから、兼重さんにちょっとゆっくり喋ってくれって言うんだよ、俺は」と言っていて、やっぱりすごいなって思いました(笑)。
兼重監督:大竹さんは、柳楽さんを見る目がちょっと違っていて、すぐ泣くんですよ。
柳楽:(笑)。
兼重監督:一時退院して家に帰ってきて「やっぱり家はいいな~」と言うシーンで、隣を見たら大竹さんがいて「父親になったな〜アイツも」と言って泣いていたんです(笑)。そういう関係性からも、現場の雰囲気が作られていたんじゃないかなと思います。

ここですよ、ここ!
いやー、いい話や…!
聞き出してくれてありがとうございます!!
やっぱり『誰も知らない』のスタッフは柳楽くんのことを子供のように
見守ってくれてたんだなと思います。
柳楽くんが迷っていた時期、きっとハラハラして、時に手を差し伸べたり、
助言をしたり、色々したんだろうなぁ。
幸せ者だ、柳楽くん。

柳楽優弥が“最も泣ける作品”に挑む 「青春時代って残酷な部分も多くて」
「役をいただいていても、初めてその作品を読む時は、なるべく一読者として読むようにするのが僕の最近のテーマなんです。(略)」
あ、それいい!
やっぱり最初は作品を観る側の気持ちを感じるのって大事だと思うので。

「(略)僕も器用に立ち回れるタイプじゃないから、そりゃ拗ねるよね、学校だってやめるよねって、ゴルゴの気持ちに共感できるところがたくさんあったりもして。青春時代って毎日がキラキラしているイメージがあるけど、そのキラキラの中には、意外と残酷な部分も多くて、大人や周りから正しいことだけで論破されると、逃げたくなることもあるんですよね。本当に逃げてしまったゴルゴはあまりにも正直すぎると思うけど、でも、それもよくわかるんです」
うん、多分柳楽くんはゴルゴの少年時代は凄くわかるんだろうなぁと思います。
似てますよね。

「辛い時に支えてくれたのは家族と、やっぱり芝居でした。若いころから芝居にはちゃんと軸を持っていたし、そんな芝居に対して、いかに全力で臨めるかを常に考えて生きてきましたから。もうすぐ30代になるけど、役に活きるような考え方が身についてきて、10代のころのいい経験も悪い経験も、ひとつの引き出しになっているなって思えるんですよね。それから、当時からレベルの高い俳優になりたいって思ってきたけど、レベルの高さって自分で決めることじゃない。見てくれる人たちが決めることなんですよね。『よかったよ』って言ってもらえるように、これからも僕はさらに多くの経験を積んで、芝居をやり続けていきたい、そう思っています」

渦中にいる時にはきっと「そういう迷いも後で生きるよ」と言われても
「今大変なんだから後のことなんか知らないよ!」ってなったと思うけど
もう十分あの頃のことを消化して、引き出しの一つにできて
本当によかったなぁと思います。
私が見たかった柳楽くんが、今こうして見れているのが幸せです。

『泣くな赤鬼』柳楽優弥 単独インタビュー

初めてお会いしたのは兼重さんがまだ助監督時代で、是枝(裕和)さんの作品に多数参加されているのですが、『奇跡』(2011)という映画の撮影中、陣中見舞いに行ったら、ものすごく大きな声の方がいて、それが兼重さんだったんですね。チーフ助監督として主に、出演者の「まえだまえだ」の、前田航基くんと弟の旺志郎くんを担当されていたのを覚えています。そこでご挨拶をしたのと、あと、是枝さんが2014年に制作者集団「分福」を立ち上げて、そのオープニングセレモニーの場でも軽く会話をしたのかな。

ここで繋がる『奇跡』陣中見舞いーーー!
まさかあの時に出会っていたとは!
当時は「痩せてビジュアル復活している柳楽くん」が見れたことと
まだ是枝組と交流あるんだと感動したので、めっちゃ嬉しかった記憶があるなぁ(*´ω`*)


僕は子供のころ、テレビドラマをよく観ていて、堤さんが出演されていた「やまとなでしこ」(2000)や「GOOD LUCK!!」(2003)がすごく好きだったんです。もしかしたら、役者の世界へと進むキッカケの一つで、そんな作品に出られていた堤さんと「先生と元教え子」という関係でお芝居がみっちりできたことは刺激的でした。

GOOD LUCK!!』ほんとに好きなんだなぁ。
いつかキムタクとも共演できないかなぁ。『GOOD LUCK!!』好きで
パイロットになりたかった話、本人にして欲しい~!

「僕は、遠回りをしながら和田みたいに積み重ねていくことの重要性に気づいたので、遅かったですが、正せて良かったです。」

あああああ、ほんと。
ほんとにそれです。
そこに気づくまではほんとにハラハラしました。
気づいてくれてよかった…!

胃がんにもいろいろな種類があるようで、例えば半分摘出する症状だともっとげっそりと痩せてしまうのだそうです。この映画ではまた違う症状で、10日間ほど痩せるための猶予をいただき、「あまり痩せ過ぎないで」と兼重監督からオーダーがあったので、自然に3~5キロ、落ちていった感じにしました。

いやー、一番痩せてる時は3キロなんてもんじゃなかったと思うので、やはり5キロぐらいは
痩せたんじゃないかと思います。でも自然に、の範囲でよかった。
無理なダイエットはやっぱり心配になってしまうので。

インタビューが行われたのはちょうど、柳楽が主演を務めた藤田貴大作・演出の舞台「CITY」の休演日だった。

映画ランドの記事も確か休演日だったので、1日でかなりのインタビュー受けたんでしょうね。
ほわほわモードになっていただろうに、記事インタビューは割としっかりしてて
素晴らしい~!(って、編集の技だったりw)

「最近、自分にも後輩もできてきたようなので、徐々に言葉の責任みたいなものを感じるようになってきました」

「できてきた」という言い方がかわいい(*´ω`*)


【インタビュー】柳楽優弥×川栄李奈 映画『泣くな赤鬼』2度目の夫婦役は“強い絆”で運命を乗り越える!
柳楽優弥(以下:柳楽)「奥さん役が、川栄さんになる率が高くてうれしいです(笑)。性格も親しみやすい方ですし、やっぱり1クール一緒にお芝居をやらせていただいたのは大きいですね」
川栄李奈(以下:川栄)「そのドラマでは最後のほうで夫婦になってその後は描かれていなかったんですよね。今回は夫婦になってからのお芝居だったので、今回はきちんと夫婦役を演じることができたかな、と。私はすごく人見知りで初めての方とあまり距離を詰めることができなかったりするので、夫役が共演したことのある柳楽さんで、すごくうれしかったです」

柳楽くん、特に女性だと人見知りしますよね…。
川栄ちゃんも人見知りするってことなので、多分2人が上で語っているより
実際はまだまだ距離がありそうな気しかしません…笑。
写真もなんかぎこちないww

「(略)役作りで柳楽さんが徐々にやせていく姿を見ているのはつらかったです。本当にみるみるやせていくし、グラウンドでヘトヘトになりながら野球をしているところなんかは、本当に頑張れという気持ちになりました」

確かにあの痩せ方はそばで見てたらつらいし、頑張れってなるだろうなぁ。

柳楽「やっぱりあの場面はクライマックスということもあって、現場もすごい緊張感がありました。現場のスタッフさんが静かな声で話し始めたり、道具を運ぶ時に音を立てないようにし始めて、現場がちょっとずつ緊張していくんです。そんな中で、堤さんとのお芝居が始まったんですけど、実は台本には堤さんが泣くという指示は無かったんです。あの堤さんの演技はあの場での即興だったんです。現場で生まれるものがあるというのは、やっぱりいい空気感だったんだな、と思います」
川栄「あのシーンのOKが出た後もいくつか細かいカットを撮っていて私はそれを見守っていたんですけど、監督ふくめ全員が泣いていました」
柳楽「あの場面はやっぱり、そうなりますよね。今回は“順撮り”で物語の流れ通りに撮っていたこともあって、演じている僕らも本当にゴルゴと先生の気持ちになっていました」

台本にはなかったし、堤さんは泣くつもりなかったのに泣いた(別インタビューにて)
って、ほんとにいい空気感だったんだなぁ。
あのシーン、ほんとどちらの涙にも嘘がなかったですし。

「(略)先日、李監督と食事したんですけど“お前、変わらないな”と言われました。僕はちょっとまだ大人になれていないのかもしれない(笑)」

いいわぁ、李監督w
李監督には、柳楽くんがどんなに俳優として成長してもギリギリまで
「まだまだ」って言って欲しいです。


そして柳楽と川栄にも3度目の“夫婦”の再会があるかも?
柳楽「どうしよう、離婚後の元夫婦役とかが来たら…(笑)」
川栄「ハッピーエンドがいいです!」
柳楽「そうですよね。また今後、夫婦役があれば次こそはちゃんと幸せにしたいです(笑)」

ほんと、いつか三度目があったら今度こそ幸せになって欲しいーーー!

柳楽優弥「誰かが見てくれていると信じ、黙々と続けるだけ」
鋭いまなざしに反して、穏やかで気さくな人柄の柳楽さん。

記者さんによくこう書かれる柳楽くん(*'▽')

「(略)グラウンドの土を踏んで感触を味わっているシーンは脚本に無かったのですが、(グラウンドに入って)『あ、地面が変わったぞ』と僕が自然にやったのを撮られて採用されました。あの撮り方は、是枝(裕和)監督がよくやっているんです。この作品の監督が是枝さんの名助監督と言われる兼重さんだからだと思います。意識しすぎないのがいい時もあるんですよね」

あのシーン、アドリブだったんですね~!
すごく気持ちが伝わる行動でグッときました。
そういうのが採用されるのも嬉しいですよね(´▽`*)


「(略)努力かは分からないけど、インプットとアウトプットが大切だと思っています。俳優じゃないところで、人間として何かを勉強していると、その雰囲気が出ると思うんです。セリフをうまく言うとか、技術的な部分以外のところですね。(略)」

うっうっ。感慨深すぎる…( ;∀;)
ファンレターに「インプットとアウトプット」の話、凄い前から何度か書いてます。
もちろん本人は忘れてて、自分で気づいたか、先輩に言われたんだと思いますがw
思うところが同じで嬉しいです。

思ったより記事がいっぱいあって長くなりそうなので、一旦ここまで~!