柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

クランクインインタビュー:柳楽優弥、「デートレイプ」を題材にした映画で加害者役に挑戦

公開前に続々とUPされていますね~!
嬉しい限り^^

柳楽優弥、「デートレイプ」を題材にした映画で加害者役に挑戦
「この作品に出演するまでデートレイプという言葉自体は知りませんでしたが、意味を知って、実際にはありえることなのかなって……」と最初にこのワードを聞いた時の印象を語った柳楽。
(中略)
「10代独特の脆さというか、感情なのかもしれません。大人の行為だったら単に『絶対許せない』になると思うんですけどね」

ああ、この真っ当な感覚が嬉しい。
この、人として真っ当な感覚をもったうえでの

「僕自身はこの作品で隆太郎という役柄を演じているので、彼の味方でなくてはいけないと思うんです。理解したい、許したいという気持にもなります」

この向き合い方。素敵だなぁ。

劇中には被害者の父親は他界しているため登場しないが「もし物語に父親が登場していたら、また違う趣の作品になっていたかもしれません」と付け加えた。

この辺も興味深いなぁ。母親ではなくて父親。

本作の撮影は2012年の夏に行なわれた。ちょうど蜷川幸雄演出の舞台『海辺のカフカ』が終わったばかりの時だと言う。「僕にとって初めての舞台だったので、エネルギーが体内に充満しているようなテンションのまま映画の現場に入ったんです。だから最初は、目の前に何千人もいるぐらいのトーンでセリフをしゃべるので、金井(純一)監督は大変だったと思います。そんな僕にも監督はとても優しく、きちんと話をしてくれるので、信頼して演じました」。

そうそう、私自身、カフカの勢いのままこの映画のクランクインの報せを聞いた記憶が
鮮明にあります。
普段は声が小さいと言われる柳楽くんが何千人トーン(笑)
それはそれで貴重だから聞きたかったなぁ。

その後、9月に公開された映画『許されざる者』の撮影がクランクインし、柳楽は、渡辺謙柄本明佐藤浩市といった日本を代表する名優たちと共演する。「あの現場は半端じゃなかったです。謙さんや柄本さんの雰囲気やオーラはすごく、怖いぐらいでした。また、この作品も舞台のテンションを引きずっていた部分があって、李相日監督からは『舞台と映画の芝居の違いが分からないのか!』ってよく怒られました(笑)。でもそんなことも全部自分の財産になっています」。

謙さんと柄本さんは敢えて突き放した部分もあったと言ってたからなぁ。
浩市さんはそんな柳楽くんを見て、可哀想と思ってひたすらフォローしてくれた
みたいだから、ここに名前出てないのね、きっと(笑)

「舞台もそうですが、最近は今まで経験したことないような役柄にめぐり合えている気がします。特に『許されざる者』のようにオーディションで役を得られるのは、映画に真っ直ぐ向かっていけるようで嬉しい」

うんうん、オーディションで役を得られるのは1つの自信にもなるよね。
今後もオーディションは貪欲に受けて欲しいなぁと思います。
落ちると落ち込むとは思うけれど、就職と一緒で、相性とか縁の部分も多いから
それで全否定することはないと思うし。

「機会があれば銀幕で侍を演じてみたい。時代劇の所作とか、きちんと極めた上で芝居を出来るような俳優になりたいです」

きーーたーーー!(ゆえに太字にしてみたw)
今まで時代劇って言ってたのが、ちゃんと侍指定に変わったぁぁぁぁ!
ファンの願いと本人の願いが同じ方向ってこのうえない幸せ^^

「10代の内面的に脆く繊細な役なのに、かなり体格が大きくて……。すごくその部分が引っかかっていたんです。100パーセント理想通りにいかなくて、これでいいのかなって思いが強かった。でもそれは自分の責任。本来なら『ゆるせない、逢いたい』の撮影が終わってから、『許されざる者』のために、死に物狂いで体重を上げればいいんです」。何度も「自分の責任なんです」と繰り返していた柳楽だったが、一方で「そんな状況の中、どれだけ隆太郎らしさが出せるかがひとつのテーマでした」と語った。

えー、そんな気にしてたんだ。
私は逆にスクリーンで観た時に、すごく説得力があるなと思ったのに。
隆太郎はゴミ回収のお仕事やってるから、重いゴミひょいひょい運んでいたら
当然腕周りは太いだろうし、全体的に体格もいい方がひょろっとしてるよりずっとリアリティ
あると思うんだよなぁ。
なんか誰かに言われたのかな。

個人的には「むしろあり」です。
だから、気にすんな、柳楽くん!(私に言われたところで、かもしれないけどw)