柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

初日舞台挨拶レポ@ヒューマントラスト渋谷

いってきましたー!

私のレポは写真が足りないなーと「許されざる者」の時にちょっと
反省したので、今回はちょっと写真撮りました。

お昼は同じビルの下にあるグロリアスチェーンカフェで人生初の(笑)
エッグベネティクトを食べました。

あ、この写真は別にいらない?(笑)

シアターの入口には写真パネルや取材記事が貼られたパネル、
そして直筆サイン入りのポスターが置いてありました。

シアター側の愛を感じますね^^


さて今回は上映後の舞台挨拶でしたが、この映画後半になればなるほど
泣けてくる映画なので、自分を含めて皆泣き終わった顔でのお出迎えと
なりました。ちょっとこっぱずかしいw

司会者は伊藤さとりさんでした。この方の司会や声は安心できます^^

柳楽くん、「許されざる者」の最後はちょっと心配になるほどやせてましたが、
少---しだけ戻って、いい感じでした。
写真もさっそくこちらに掲載されているので、この辺がわかりやすいかも。

写真にうつってない部分で言うと、下は多分黒のレザーパンツ、靴は茶色の
革靴(ウィングチップっぽかったかな…)でした。

さて、これから覚えている部分はレポしますが…。
しかも今までの記憶力を恥じ、今回はメモまで取ったのですが…。
完全なる敗北です。

なぜなら!!
柳楽くんが史上最高にしゃべったからです!!

メモも追いつかないほどしゃべるって完全に予想GUY。
嬉しい悲鳴なんですけどね。
なので、正確なものはきっと数日後にUPされるであろうスタダ公式記事を
待ってください^^;


まずは挨拶。
あおいちゃんは「こんなにたくさんのお客さんに来ていただいて本当に嬉しい」
と、嬉しさと感慨深さと周りへの感謝をきちんとご挨拶していました。
こういう機会ってまだそんなにこなしてないだろうに、とても礼儀正しく明るい
いい子ですね~。
監督はこの2週間ぐらい「1人もお客がいないところで舞台挨拶をする夢」を
観たらしく、こんなにいっぱいの方に観ていただいて嬉しいとのことでした。
柳楽くんは「今日は来てくださってありがとうございます。野口隆太郎役を
やらせていただいた柳楽優弥です。去年夏頃に撮影して1年…かかったのかな。
無事初日を迎えることができて嬉しいです。」とのご挨拶。
この時点で、いつもよりはすらすらと、しかも定型以外のことも話してたので
おや、と思っていたら、その後も積極的でした。

司会者の方が、柳楽くんとあおいちゃんに、お互いの印象をとのことで、
まずあおいちゃんが話したのですが、あおいちゃんが柳楽くんのことを
「先輩の柳楽さんがいたのでとても頼もしくて」というように誉めだしたので
隣でにやっとした顔になりながら、マイクを口にもっていったのですが、
この時点ではまだしゃべらず、あおいちゃんが今度は監督を「金井組の人達の
愛が伝わりました」と誉めだしたところ(だったかな…記憶あやふや)で、
柳楽くんが自らマイクを持って会話に入りました。
「そうなんすよ。なんか、本当に監督の吉倉あおいさん大好きオーラが
すごく伝わってくる現場で(会場笑い)、しかも僕が演じた役が役だったので、
スタッフみんなすごく冷たくて!(会場笑い)孤独でした(笑)」
あくまでも笑わせてちゃかす感じに話す柳楽くん。監督は
「いや、柳楽くんはもう信頼していたから。今回は吉倉あおいさんをいかに
はつ実にするかを考えていたから」
と言い訳していました(笑)。
柳楽くんも笑いながら少しお辞儀して「あ、ありがとうございます」と。

で、柳楽くんのあおいちゃんの印象を。
「僕、あの、あおいさんを見ているというより、はつ実を見ているという感覚で、
現場でもいられたので、先輩後輩とか関係なく、むしろ(少し笑って)僕が
引っ張ってもらったと思います」

司会者に「加害者になる難しい役でしたが」という質問には
「難しい役でしたけど、現場に入る前に顔合わせをして、その時には
事件に入るまでがもっと早かったので、もう少しはつ実との関係がわかるシーンを
増やしたらどうかという話をして、あの自転車のシーンが増えたので、
話を聞いてくれる優しい監督なんだなぁと思いました」
というようなことを話してました。(後半はかなりニュアンス)
この後だったか自信がないのですが、監督が「今まで、その役をどうするかという
話を役者さんとしたことはあったのですが、映画としてどうあるべきかから
入って話を一緒にできたのは、僕は柳楽さんが初めてだったので、それは
とてもいい経験になったし、柳楽さんでよかったとおもいました」みたいな
ことを言ってくれました。

「最後のシーンが重要だと思いますがどうでしたか」という質問には
「(軽くネタバレかもなので一応伏せます反転してください)本当に1週間
会わないという状況で、演出部の方達の思いもあって自然とできました
だったかなぁ。ごめんなさい、後半自信ありません…。

筑西市のロケについて聞かれた監督が、「(はつ実の家も)実際にご夫婦で
住んでらっしゃるところをお借りして、ベッドも動かしたりして(笑)
ご迷惑おかけしました。撮影用の照明もたくさんたいたので、ロケが終わった後の
電気代の請求が恐かったのですが…」と話していたら、ここも柳楽くんが自ら
「金額半端じゃなかったっすよね」と入ってきました(笑)。金額知ってる柳楽くん(笑)。
監督が「撮影都合上、ドアを開けながら冷房入れたりしていたので
すごい金額になっていました。明日、茨城の映画館で挨拶をしてくるので
ご迷惑かけてすみませんということとありがとうございましたを言って来ようと
思います」ときれいに〆たところで、またもや柳楽くんが
「(電気代)ちゃんと払ってきてください」と突っ込んで会場に笑いが。
柳楽くん、絶好調すぎる。

そして、一通りの質疑応答が終わったところで、なぜかまさかの監督から柳楽くんへの
お手紙が読まれることに(笑)。後でそれなりに納得するんですが、この時点では
若干のポカーン感があったことを否めません。なぜ、あおいちゃんじゃなく、柳楽くんなのか。

手紙の内容は、柳楽くんが役を引き受けてくれて本当によかったということ、
最初に下北沢で飲んで話してた時は、まさかその後マラケシュ国際映画祭に出品に
なってマーティン・スコセッシ監督に観てもらえるとは思ってなかったですよねということ(笑)、
今後もお互い映画界の中で頑張っていきましょう、というようなことが
綴られてました。

読み終わった手紙は柳楽くんに渡され、柳楽くんは「目の前で読まれるとじーんとしました。
ありがとうございました」とコメント。

が、これはつまりは前フリで、この後にあおいちゃんのお母さんからあおいちゃんへの
手紙が司会者によって読まれました。この内容が、お母さんが知ってか知らずか
わかりませんが、微妙に映画とシンクロするような内容が書いてあったので、
また涙腺を刺激されてしまいました。
披露宴で読まれる手紙では泣いたことない私ですが…さすがにこれはあかん!
あおいちゃん本人もぼろ泣きでしたが、感想求められたら、記事にもあるように
「さっき裏で、柳楽さんや金井監督から『泣かないとニュースにならないから、
ちゃんと泣かないとね』と言われていたのですが、そう言われたら余計緊張して
泣けないよって思っていたんです。でも実際、本当にママからこんな手紙をもらったら」
と言ってました。
泣くとニュースになるとわかっている男二人(笑)。
共謀っぷりがいいです^^

その後は、各種映画祭の話に。釜山映画祭について監督が
「賞が取れるとかそういうことは考えずに向こうに行ったんですけど、
向こうでの評判がすごくよくて、星取表も一番よかったので、ちょっと期待したら
結局取れなかったんですよね(苦笑)」
と、最後残念報告になったところを柳楽くんが
「でもほんと向こうでは評判よかったんですよね。」
とフォローして、監督も「去年韓国ではレイプを題材にした映画がいっぱい公開
されて、ちょっと食傷気味だったようなのですが、そういった映画とは全く違う
切り口だというところで評価が高かったようです」といい感じのコメントに。

さらに、香港アジア映画祭のコンペティション部門出品、マラケシュ国際映画祭の
コンペティション部門出品の報告があり、「映画祭に出て、海外での俳優活動なども
いかがですか」というような質問がされたら、
「そうですね。機会があれば、そういったこともやってみたいと思います。」
と答えたところまでは覚えているのですが、後半が覚えておらず…(汗)。

最後のメッセージは
「本当に多くの方に観ていただきたいです。」
までは覚えているのですが、後半覚えておらず…すみません。


これで一応全部が終了ということで、最後は写真撮影に。
出演者(でも誰???)が突然3人に花束を渡すというサプライズというか
ハプニングというかがあり、そのお花をもっての撮影になりました。
ここで気づいたけど、柳楽くん、結構汗かいてました。
おでこてっかてか。(撮影フラッシュでわかりました・笑)

よく話してはいたけど、やっぱり緊張してたのかなー。

でもフランクに監督の話に入っていく感じとか見ていると、
今までの監督が割と大ベテランで言うこと聞くのみ、という感じだったのが
初めて十も離れていない、これが長編デビュー作の監督ということで
「一緒に作る」ことができたんじゃないかなぁと思いました。
だから、電気代の請求額も知ってたのかなぁとか(笑)。


今年の舞台挨拶は行く度に成長を感じるものでしたが、最後のこの舞台挨拶もまた
成長が目に見えるようだったので、2013年はとっても充実してたなぁーと
気持ちよく〆ることができました。

あ、この映画はこれからがスタートですので、ぜひ!
2つの国際映画祭、台湾公開もあるということなので、そちらの成功も祈っています。