柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

ちょっとだけ語ってみる

アオイホノオそのものについては改めて書いてなかったなーと
思ったので、ちょっとだけ。

確かに80年代のサブカルが全面背景にあるので、
この時代を知らないと楽しめないのかなーと思うところもありますが、
基本的にこのドラマって、「時代モノ」ではなくて「青春モノ」だと思うんですよね。

私が個人的に昔っから思っていることなんですが、男子には「第三反抗期」があると
確信していて。おそらく女子は早熟なので、第二反抗期に一気に「親」と「社会」の
両方に対して、考え、反発し、いずれ何かしら自分の中で結論を出しているので、
就職を考える頃にはある程度達観しちゃってるんです。
でも、男子は第二反抗期はあくまでも親だけで、二十歳前後に「社会に対する反抗」が
始まる訳です(私の印象だと24~5歳ぐらいまで続くケースが多い気がします)。
「こんな世の中じゃポイズン」現象ともいうw
世の中の大人にあきれ、こんな世の中(会社)をオレが変えてやる!
と、メラメラ燃える訳です。
でも、これが出世欲になっていくので、男性には必要な反抗期だとも思うんですけどね。
アラシ(検索避け)なんかも今じゃ好青年の代表みたいになってますけど、
アラハタの頃はそれ相応にトゲトゲしてて、わかりやすいほどに第三反抗期が
あったと思いますw
うちのダンナの就職活動の話を聞いてても、わかりやすい第三反抗期で
笑ってしまうくらい。
もちろん、われらが柳楽くんも19歳20歳の頃って、不安を自信で隠そうとする
言動が多かったですし。

そこはもう時代が変わっても不変だと思っていて、モユルくんはまさにそれを
全身で表している濃縮100%第三反抗期キャラだと思うんです。
「今漫画界は甘くなってきている」と分析し、ある種そんな甘くした大人たちを
「おれはごまかされんぞ」と軽蔑しながら、「まだ誰もやったことがない分野」
で成功しようとさらに分析をし、自信を持ちながらも、同世代の活躍には嫉妬し、落ち込む。

だから多分、年上の男性は「俺も若い時あんなことあったなー」と
恥ずかしさと懐かしさを思いながら、笑えるだろうし、
女性全般も、「こういう男子いるよねー」と笑えると思うんですよね。
別に80年代を知らなくても十分楽しめるんじゃないかなぁと思います。

でも、今まさに第三反抗期の只中にいる人は、今の自分を突きつけられてるようで
いやかもしれないですw

ちなみに、私はこうやって「第三反抗期」と勝手に名前をつけるぐらい
この年代の男子を眺めているのが好きです←悪趣味w
いやなんかだって、ホップステップジャンプをするために
もがきながら、でもそんなことは周りに見せずに一見涼しい顔して
助走しているのって、愛しくないですか?

あ、もちろん、そこから華麗にジャンプした後の男子を眺めるのも好きですけどねw


結論:男子の成長はいつでもかわいい←アオイホノオを語るはずがなぜこんな結論に…