柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

第21回ぬしの名は~今日の龍雲丸

ふっかーーーーっつ!!!!
人間、休息って大事ですね!!!
昨日はすべてをあきらめ(でも柳楽くん情報のチェックだけはしてw)
休息と睡眠にあてたら、今朝超絶スッキリと目覚め、復活しました!

という訳でようやく日曜の大河を記事にしますヨ!(遅!
待ちに待った龍雲党本格始動に乗り遅れてしまい、ほんと一生の不覚。


ーーー
種子島(鉄砲)を取り上げられ、気賀で綿布を…と出向いた直虎一行。
その店先で直虎は子供のスリにあうのですが、城主自ら全速力で追いかけるww
子供もナイス連携プレーで、銭入れを返すと見せかけて別の仲間に渡したりするのですが、
それでも追いかける執念すごすぎる。
結局、スリ軍団の根城まできてしまいます。
が、そこで後ろからゴーンと一発くらってノックアウト。
目覚めると縛られて囚われの身となってました。
殿、軽率がすぎまする~。
目が覚めると、さっきのスリ少年コンビが来るのですが、ここで
「われは井伊の領主であるぞ!」という直虎の一言に
「はぁ?」「はぁ?」っていう少年コンビがかわいすぎる。

と、一方で龍雲党の根城にお頭登場!
力也に「力也!そっちはなんもなかったか」と聞くお頭。
このセリフがもうお頭感満載~。
その力也は「それがよ、お頭。上玉がよ、転がり込んできてよ」と早速報告。
そう、さっきゴーンとノックアウトしたのが力也なのでした。
「上玉?」「おお、まぁ男か女かよくわかんねぇけど、どっちにしろ上玉だよ。
蔵に放り込んでおりまさ」とお頭にお酒を注ぎつつ報告をします。
そのお酒を飲む龍雲丸のところにさっきの少年コンビが戻ってきて
笑いながら追加報告を。
「変な奴なんだよ。自分は井伊の領主だって言ってて」
ブッフォ!!!!と盛大にお酒を吹く龍雲丸www
その後のハイー?!って顔めっちゃナイスです。

さっそく直虎の元に向かう龍雲丸。
届きそうで届かないお芋に四苦八苦してる直虎も龍雲丸に気づきますw
「おぬし!!」
「やっぱり!」
この「やっぱり」の言い方も敢えてコミカルに言ってますねw楽しいーw
「え、知り合いなんすか」という力也に
「こいつぁは井伊の領主、直虎だ」と告げる龍雲丸。
「直虎という名の男か女かわからんような珍妙な生き物だった、って話しただろうが!
覚えてねぇのか?バカ!!」
もうここの「バカ」の言い方もめっちゃ好きでね~。
怒ってるバカっていうより、愛嬌のあるバカってかんじww

「やっかいなもん、連れてきやがって」と言いながら直虎に近づく龍雲丸に
遅れてきたカジがしれっと「どうします。湖でも捨ててきますか」と酷いことを言うw
クールw
それに対して「打ち首にするぞ!」とガオガオ吠える直虎ちゃん。
~ここがどこで、今どういう立場なのかわかってるのかな、この子は~
という空気が流れてから爆笑する龍雲党のみなみなさま。(龍雲丸八重歯キラーン!)
「何がおかしい」
「ご無礼を、お殿様」とかしこまった演技をした後に
「しかしまぁ、殿も少しは振る舞いをお考えになった方がよろしいかと思いますがね。
井伊に戻ればご領主様かもしれませんが、ここではただのおなご。一人じゃここから
出ていくこともできねぇでしょうが」とぶっちゃけるお頭。
「おのれぇ。侮りおって!」そう言われてもへこたれない直虎が直虎すぎるw
と、その口にお芋を突っ込まれる直虎さんw
「んじゃまぁ、当分大人しくしててくださいや」と言って去るお頭と手下。

その夜。
お頭が一人飲んでいるとカジがきます。
「おれぁ、やっちまうのが一番だと思いますがね」はい、クールー!
いいっすね。さすが右腕!
「女殺すってのも気分よくねぇしな」
「あんなうるせー女売ろうにも売れねぇですし」その前に領主様はさすがに売れないかとー!
「じゃあ…おれの女にでもすっか!」
「…何言ってんすか」
「ん?」
「ん?」「ん?」
「ん?」「ん?」
「ん?」
もう、私この回でここが一番好きかもしれないwww
大好きだわー、このテンポと間w
いいなー、龍雲丸とカジくんのコンビ!

そして、既にちょいちょい直虎に対してプラスの感情を振りまく龍雲丸様が
肉食系でシビれるぅ。

そこにモグラと呼ばれる仲間が「中村屋が人を探しているようでして」と
報告。「あらま!」っていう龍雲丸がかわいいw

その頃井伊谷では大騒動。銭入れと共に身代金要求の書状がきます。
そこに井伊谷のクールボーイ政次がしれっと身代金を取りに来たところを
ひっとらえばいいだけと言い放ち去っていきます。
が、去ったように見せかけて、和尚様に根回しをする政次ww
クールは見せかけなのが政次様のいいところですww

そんな訳で、無事要求に応じる旗を確認したメンバー(ゴクウくんですね^^)の
報告を聞き、満足そうな龍雲丸は
「じゃあ尼小僧の様子でも見てくっか」
って言うんですけど、そこで様子観に行く必要ありますかねww
興味ありすぎでしょうw

が、まぁ黙ってるはずもない直虎は自力で縄を解き、龍雲党の少年を人質に
小刀をふるふるしながら突きつけます。
「ワレをここから出せ。さもなくば、この子の命は…ないぞ」
フルフルしてる手を見てお頭は
「どうぞ。どーぞどーぞ。どうせ親もないガキにございます。やっておくんなせぇ」
と敢えて突き放します。そして、人質少年にアイコンタクト。
少年も頷きます。
「ま、まことにやるぞ!」という直虎に対して、もう一度「どうぞ!」と言うと
それを合図に少年はドンとみぞおち辺りに肘を入れてひるんだところを逃げ出します。

以上終了~。再び縄でくくりつけられます。(きっとさっきより厳重…)

「これが尼さんのすることかよ!」って、お頭、あんたそんな説教する立場でもないと思うけどw
「おぬし、何故かような酷いことをする。なぜ賊などしておる。
知恵もまわるし、体も丈夫そうじゃ。まともに働く道などいくらでもあるじゃろが!」
ある意味、ここでこんなこと言われるのはきっと龍雲丸にとって意外だったんじゃないかなぁ。
「あんたに言われたかないね」
「は?」
「領主なんてな、泥棒も泥棒。大泥棒じゃねぇか」
「…何を言うておるのじゃ?」
「そのまんまでさぁ」
「おい、かしら!どういう意味じゃ!言いたいことがあるならちゃんと言…」
というところで猿ぐつわされる直虎さん。
今までのらりくらりとしてた龍雲丸が、本音を言った、というのが1つのターニングポイント、かな。

次の日受け渡しの場所で相変わらず猿ぐつわされている直虎さん。
「もうすぐ帰れるってよ。よかったな」という龍雲丸に対し
何かもぐもぐ言ってるので、
「まいいか」と言って猿ぐつわをはずします。
こういうところも興味が勝っちゃってる感じがしますよね…!

で、はずすと
「なにゆえ我が泥棒なのじゃ!」とまたガウガウする直虎ちゃんに対し
「ただの勢いでさぁ」とごまかしますが、「そのような言い方ではなかった。
なにゆえ我が泥棒なのじゃ!」「しつけぇなぁ」←ここのテンションもリアルで好き
「なぜじゃ!答えよ!」
一旦目線外してから戻す。この一瞬で「しゃーない、話すか」ってなったのがわかる。
「ガキでもわかる話でさぁ。百姓の作ったもん、召し上げてるじゃねぇか」
「年貢を取るのは井伊の土地だからじゃ!井伊の土地を貸しておるからじゃ!」
「なんであそこはあんたの土地なんだ」
「え?」
「なんであそこは井伊のものになってんだよ」(あ、感情が前に…)
「それは……井伊が鎌倉の公方様にあの土地をまかされておるからじゃ」
「だからそれが泥棒のはじまりだろ?あんたの先祖にやたらケンカがつえぇか
調子のいいやつがいて、こっからここが俺らの土地なって勝手にぶんどったってだけ
じゃねぇか。武家なんてやつらは泥棒も泥棒、由緒正しい大泥棒じゃねぇか!」
(はい、感情バーン!)
「おれらは武家やそこに群がってるやつらからしか盗まねぇ。つまり泥棒から
泥棒をし返してるってだけだ。あんたらに比べたら、おれらなんてかわいいもんだ」
「おぬし、どこかイカれているのではないか」
「おれからすりゃ、あんたらの方がイカれてる」
「し、しかし、それは…それはやはり、どこかおかしいのではないか」
と、そこにカジさんが登場。「やつらきましたぜ」と。
ということで、龍雲丸お得意の眠り薬入りの針で直虎様はおねんねでございます。

で、之の字が飛び込んでやってくると、そこにはグースカ寝ている直虎だけが。
これでは銭が渡せない…となってると、実は狙いは馬だったと気づきます!

馬をもらおうとすると、そこに飛んできている矢!
でました、傑山ーーー!安定の傑山ーーー!
そして、裏で安堵する政次ーー!安定の政次ーーー!
浮かばれない、ほんと浮かばれないー!でもそれが政次ーー!不憫萌え~!

無事に戻った直虎はみんなに怒られながらも、元の生活に戻りますが、
龍雲丸に言われた言葉がこびりつきます。
そんな中、突然テンション高めで現れた方久が「材木」を売ろうという提案を
してきます。
切り出す人手がない……と思案していると、「あ」と気づく直虎。

中村屋を通じて、龍雲党を探し出す方久。
手がかりは「書状を書けるお頭」。
ここで数週間前の「百姓は字が書けない」というエピソードが生きてくるんですね~。
つまり字が書けるという時点でかなり限られてくると。
森下センセ、ほんと数週間ロングパスがすごいんですけどw

その頃、龍雲丸は、人質をとった時にふるふるしながら持っていた小刀を
眺めて、直虎のことを思い出していました。
領主なのに、おなごで、でも気が強くて。真っ直ぐで。
色々な意味でインパクトがあったんでしょうね。
そんなところに中村屋を通じて直虎から書状が届きます。

南渓和尚が場所は手配してくれたものの、話はあくまで1対1でという直虎。
「では、邪魔者は退散するかの」と言って去る和尚様。

一人座して待っていると、龍雲丸が現れます。
「そうしてると尼さんに見えますね」
「誠、一人で来るとは肝の太いことで」
「…一人と、書いてであろう」
「で、話ってのはなんですか」
「幼き頃、かぶを盗んだことがある」
「ほぅ…なんでまた」(この辺無駄にイケメンなんですがw
「寺に入った頃、寺の食事に耐えられず、ひもじくての。追い詰められれば
人は盗む。百姓に生まれようが、武家に生まれようが、人とはそういうものじゃ。
故に、我もそなたも等しく卑しい。一人の人としてな」
「一人の人として」
「だが、それは幸いなことなのか。人として生まれ、卑しいことをせねばならぬのは
幸いなことと思うか。世をすね、泥棒を大義とうそぶきつつも詰まるところは
暗がりに隠れ住む、それでよいのかと聞いておる」
「(鼻で笑って)もっとこう、色っぽい話かと思って期待してたんですがね」
そう言って去ろうとする龍雲丸。
「逃げるな」
(実際に「逃げ」なんだろうなと思います。一番つつかれたくないところを突かれた)
「我も逃げずにおぬしの言葉を考えた。ならば、おぬしも受け止めるのが人の道ではないのか」
この言葉にひょろりと去る訳にもいかなくなった龍雲丸は再び戻って腰を据えます。
「人は卑しい。それは生きる力の裏返しでもあろう。なれど、卑しくあらねば生きていけぬ
というのは幸いなことでは消してない。ならば、せねばならぬことは、卑しさをむき出しにせずとも住むような世にすることではないのか」
「世???」(龍雲丸、顔、顔ーー!ww
「そうであろう。奪い合ってしか生きられん世に一矢報いたいというのであれば、奪い合わずとも生きられる世を作り出せばよいではないか!」
「世を作る????」(アンビリーバボー!な顔w
「そうじゃ!」(意に介していない直虎ww
「あんた…あんたイカれてんじゃねぇのか?」
「やってみねばわからぬではないか!」(直虎ちゃん家訓w
「できる訳ないだろう!」
「ああ、そうか!できることしかやらぬのか!だから腹いせの泥棒か!
しみったれた男じゃな!」(典型的な売り言葉
…と思いきや買い言葉なく黙り込む龍雲丸様。刺さったんかーい!
若くしてお頭になって、盗賊が「日常」の生活をして、そういうことを
ズバリと言ってくる人がいなかったんだろうなぁ。
「…井伊は、材木を商うつもりじゃ。その木を切る役目をそなたらで請け負う気はないか」
黙ったところに本題を突っ込む直虎様できる子。
「木を切る?」
「そうじゃ。おぬしらにはあっという間に木を切る腕がある。それをつこうてみぬかと言うておるのじゃ。もちろんすべてくれてやるという訳にはいかぬ。分け前は我が7分とおぬしが3分。…どうじゃ」
「…なにゆえ、このような酔狂な申し出をする?わざわざ俺らに頼らずとも」
「おぬしに言われ、確かに武家は泥棒かもしれぬと思うた。じゃが、我はそれを認めるのはごめんじゃ。ならば、泥棒と言われぬ行いをするしかないではないか。つまるところは己のためじゃ」
ーーー龍雲丸シンキングターーイムッ!
7:3が条件としていいのか微妙だなと思ったのですが、恐らく龍雲丸はそのことより、やはり「卑しいことをせずとも生きる世」というものに賭けたくなったのかなぁと思います。
自分が放った「武家は泥棒」を真正面から受け止めてくれ、正直に「己のため」と言い切った領主様に。

「よし!よろしく頼みまさぁ、直虎様」
「おお!よろしく頼むぞ、頭……」
「頭、」
「ん」←この「ん」も好き(マニアック
「名はなんというのじゃ」
「龍雲丸だ」口のはじクイッの笑い方最高!
「龍雲。雲の龍か!」
ここで流れるBGMがめっちゃ大河っぽくて好きーー!!!

はーーーーー、見どころたっぷり!
何回観ても飽きない!!

で、井伊にやってきた龍雲党…を見かけた之の字がピリピリしながら殿を問い詰めます。
「切り出しを請け負った者達の中に一人、見たことがあるような者がおるのですが…」
「ん?そうなのか?」すっとぼけ直虎ちゃんww
「どこからどう見ても、あれは打ち首になるはずだった者ではございませぬかー!!!」
之の字わんこキャンキャン!!!

つづく。



現時点では、直虎は「人として」知恵もたち、若くして人をまとめる才がある龍雲丸に
惹かれていて、龍雲丸の方がある種「おなご」としても興味がある感じなのかなーと思います。
さて、ここからどうなるのか。

そして、龍雲党の「党」感も凄く好きなので、このチームのワイガヤがこれから
いっぱい見れるといいなと思います。
オリキャラなので、最後いつどうなるかわからないのがほんと心配ですが、
できれば生を全うして欲しい~!!!

で、龍雲丸。
ノベライズ読んだ時にこの「まさぁ」っていう話し方、口が話慣れてないと
結構難しいのでは…と思ったのですが、考えてみたら落語聞きなれてるから
本人きっと違和感ないんですね。あと、寅さんと。
もう後の演技や表情は心配してなかったのですが、やっぱりノベライズで
想像しているより、さらに生き生きとしていて、見ていて気持ちいいなーと思います。

オリキャラゆえの難しさもあると思いますが、このまま突っ走ってくれれば!
(って、もうとっくにほぼ撮り終えてると思いますがw)


そして、NHK様に感想をば!
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