柳楽優弥ファンブログ「ジェットコースターにのって」

柳楽優弥くんズキ。2021年Works「浅草キッド」「太陽の子」「ターコイズの空の下で」「HOKUSAI」「二月の勝者」CM:JRA

[舞台CITY]柳楽優弥主演の新作『CITY』間もなく開幕! 藤田貴大インタビュー

こちらも藤田さんのインタビューです。
はい、5/17分です。

柳楽優弥主演の新作『CITY』間もなく開幕! 藤田貴大インタビュー

20代の頃は女性に仮託した方が自分の気持ちや台詞を書きやすかったんですが、最近は男性の恥ずかしくなるようなバカバカしい会話も含めてありかもしれないとおもい始め(笑)。男性は男性の繊細さや面倒くささがあり、それを描くのも面白いかもしれないとおもっています。

これは舞台観てまさにと思いましたね。
「えー!とはー!しか言わねぇのかよ」とか
「めっちゃやっかい!」とか。
まさに男性ならではの会話だなーと。

──キャスティングの中心に柳楽優弥さんが象徴的にいます。柳楽さんに当てて書くのでしょうか?

柳楽さんの口調で書くという意味ではなく、僕の中の「柳楽優弥」像を描くつもりです。柳楽さんの出演作を見ると、演じる役柄からはみ出した「柳楽優弥」という存在をいつも感じます。きっとこれまでの作家も柳楽さんに当てて書いたんでしょうね。俳優・柳楽優弥のために書かれた言葉。今回はそれに挑戦したいです。柳楽さんのために書いた言葉と僕の言葉が、作品の中でどういう均衡で保たれるのか。でも、柳楽さんの出演作や本人のことを知るとかえって執筆の足を引っ張られることもある。悩ましいです。柳楽さん以外の登場人物は、フィクションの登場人物としてうまく書けそうなのですが。

「柳楽くん自身のアテガキではなく、俳優柳楽優弥ならハマりそうというアテガキ」
わかります。
柳楽くん自身のアテガキだともっとほやんとしますしw
でも俳優柳楽優弥だともっと強く言葉になる気がするんですよね。
不思議。
でも舞台観終わった後だと「俳優柳楽優弥のアテガキとフィクションの登場人物のバランス」
は全然気にならなかったですね。
それは藤田さんの力量もあるでしょうし、柳楽くんの不思議な力もある気がします。

朝のワイドショーでコメントをしている芸能人に嫌気が差す瞬間がある一方で、別の番組に出ている同じ人を見て笑ってしまうことがあります。朝には憎悪したその人を夜には好んで見るなんて支離滅裂な話です。でもその混乱、揺らぎこそが人だとおもいます。

これは、女性刑事に一番注入されていた気がします。
おれ(ぼく)と動物病院で会う時は物腰柔らかく、ちょっとシャイな人。
なのに男性刑事や容疑者には高圧的。
でもこの感じも支離滅裂とは感じなくて「ああ、こういう二面性の人いるな」って
思えたので凄いなぁと。

(「BOAT」は)もう少しラストを滲ませた方が、観客の頭の中で長く再生される作品になれたかもしれないという想いが今はあります。リフレインの効果は劇場の中だけで終わるものではなく、劇場を出た後や、次の日にだって観客の頭の中で再生される。同じように、観客の頭の中で長く再生され続ける作品を作ることが重要だとおもっています。

改めてこの文章を読んで、鳥肌です。
まさに。
まさにそういう作品になってますよね。
私だけでなく、Twitterのフォロワーの皆さんもずっとCITYを語っていたい方達ばかりでした。
私もどうしたら、長く再生できるか考えた結果の書き起こしですしw

舞台インタビューは見終わった後に読み直すとほんと面白いですね。(ポジティブw)