今日の観劇の帰りに買いました。
(※観劇レポ書こうと思ったら、こっちの記事だけで12時超えしてしまったので明日書きます…)
新宿のブックファーストなら絶対あるだろうと思って行ったらまさかのラス1!危なっ!
よく考えたら巻頭特集がNACSの皆々様でした。
でも、これがまたいい!
あ、私の「いい」「いまいち」の判断は写真よりテキストで決まることが多いです。
昔からそうなんですけど、ビジュアルよりその人が何を考えているかを知ることの方が
好きなんです。さらに、ライターさんのその対象者の分析。私が感じていることを
上手く表現してくれているライターさんの文章読むと惚れます(笑)
ってことで、このインタビューはまさにライターさんが私のツボにビンゴしました。
(最初包帯クラブのパンフライターさんと思ってたんですが、違いました。
でもお名前拝見したことある方なんですよね~)
写真見開き2ページ(!)と、さらに1ページの写真、黒縁メガネしてます。
で、テキスト1ページ。
最初の方に「彼の話を聞くのは5年ぶりだ」とあります。その先を読むと
17歳の柳楽くんを知っていたからこその文章だなぁと思います。
自分が知る限り、彼の人となりは5年前の印象とほとんど違っていない。
シャイなのに、人懐っこいところがあり、性質的にも必ずしも無防備ではないにもかかわらず
手ぶらでそこにいられる逞しさがある。
この5年色々あったけど、根っこは変わってない。
ずっとそう思っていたけど、実際に会話をしているライターさんが言ってくれると
本当に嬉しくて。
そしてなんて的確な表現!
もう1か所同じような説明があって。
柳楽優弥は、いわゆる気難しくて神経質な人物ではない。あるいは無垢な天然なタイプでもない。
誤解をおそれずに言えば、ナイーヴであると同時に、愛すべきラフさを持った男の子だ。
「愛すべきラフさ」っていうのもなんかわかるなぁ。
そして、インタビューも久々の柳楽節があって。
私、柳楽くんのたとえ話がすっごく好きなんです。
たとえ話って、柔軟な発想がないとできないと思うんですよね。
このブログの一番最初の記事にも書きましたが、
「風味絶佳」パンフで、今の自分が「幼虫がカブトムシになったくらい」と例え、
「目標は死ぬまでに超大型のカブトムシのヘラクレスオオカブトになること」
書いてあったのがすごく印象に残っていて。
そしたら、今回久々いい感じの例えがあったんですよね~。
稽古について
「でっかい木があるとして、これを1か月後までに絶対に倒さないといけない
でもオレには武器も技もないから、素手で殴るだけ。だから全く倒れない
だったら、例えばハンマーから始めて、いろんな武器を身につけていかなきゃ、この木はぶっ倒れない
一生殴ってるままじゃ倒れないし、かといっていきなりチェーンソーでぶっ倒すような
ことは好きじゃないんです」(一部要約)
と。
前向き、だけど舞い上がってもいない。
こういうところは、もしかしたら5年前と変わったのかな、と思います。
テキスト読むのが好きな人はおすすめですー!